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資料2-2_概要(施策目標Ⅰ-1-2) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00152.html
出典情報 政策評価に関する有識者会議 医療・衛生WG(第18回 7/14)《厚生労働省》
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【概要】令和6年度実績評価書(案)(施策目標Ⅰ-1-2)
基本目標Ⅰ: 安心・信頼してかかれる医療の確保と国民の健康づくりを推進すること
施策大目標1: 地域において必要な医療を提供できる体制を整備すること
施策目標2: 医療従事者の働き方改革を推進すること

現状(背景)
○ 我が国の医療が医師の長時間労働によって支えられる中、今後さらに、少子高齢化に
伴う医療ニーズの変化や医療の高度化、少子化に伴う医療の担い手の減少が進むなど、
医療を取り巻く環境が変化。

医師の長時間労働の背景には、以下のような様々な課題が絡み合って存在。







○ 医師の働き方改革の推進は、医師自身が健康で充実して働くことのできる環境を整備
していくだけでなく、医療を受ける立場にある患者・国民に対し、質の高い安全な医療
を持続可能な形で提供する体制を維持していく上での喫緊の課題。
○ 医師の健康確保、医療の質や安全を確保するに当たっては、医師との協働をする看護
職の業務についても効率化を図ることが必要。
● 令和6年4月~




医療機関における業務・組織マネジメント
医療の需給や偏在
医師の養成の在り方
地域医療提供体制における機能分化・連携が不十分な地域の存在
医療・介護連携
国民の医療のかかり方


医師に対する時間外・休日労働の上限規制の適用が開始され、

医療機関における適切な労務管理の徹底・推進
特定行為研修制度の更なる推進によるタスクシフト
医療従事者を含めた国民全体の理解促進のため働き方改革に関する制度の周知 等

により、長時間労働の医師がいる全ての医療機関において
労働時間の短縮をはじめとした働き方改革を推進

● そのうえで、大学病院等からの医師派遣により地域医療が確保されている実態を踏まえ、
都道府県・病院の状況や医療提供体制への影響に関する実態を把握しながら、都道府県と緊密に連携し、
・ 病院長等を対象とした医療機関労務管理に関するマネジメント研修の開催
・ 医療機関の勤務環境改善等の取組に対し、きめ細かな相談・助言を行う「医療勤務環境改善支援センター」の運営支援






上限規制適用にあたり、
個々の医療機関は労働時間短縮・医師の健康確保措置の整備を進めているが、
医師の働き方改革に関する取組が十分でない医療機関もある
達成目標1

医療機関の勤務環境に係る管理者(院長)の意識改革

課 題

等の取組を実施。



医療従事者の働き方改革の推進にあたっては、国民が安心して
必要な医療を受ける観点からも、国民の医療のかかり方の適正化が必要
達成目標2

医療のかかり方に関する国民の理解促進

【測定指標】太字・下線が主要な指標

1 病院長等に対する労務管理に関するマネジメント研修の受講者数
(アウトプット)

2 マネジメント研修受講者のアンケートによる満足度割合(「非常に
参考になった」「参考になったと回答した割合」) (アウトカム)

3 医療のかかり方普及事業を認知している成人の割合(アウトカム)
4 「上手な医療のかかり方」公式サイトアクセス数(アウトプット)

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