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資料2「国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する基本計画」改定案 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25297.html
出典情報 国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する検討会(第2回 4/19)《厚生労働省》
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人材育成及び研究開発拠点の整備
(ゴール「臨床ニーズを見出し、事業化まで研究開発をけん引可能な医療従事
者・企業人材・アカデミア人材の増加」
「研究開発拠点や既存企業、ベンチャ
ー企業の連携強化」
「First in Human を含めた治験をより安全かつ効果的に実
施するための非臨床の実験系・評価系の構築」が対応)
③ 次世代の医療機器の開発に資する部品・部材等の要素技術の開発、製造基盤の
整備
(直下の「革新的な医療機器の要素技術の開発と実用化支援」、ゴール「自然
災害やパンデミック等の有事における安定供給の確保」が対応)
<革新的な医療機器の要素技術の開発と実用化支援>


新しい予防、計測、診断、治療を可能とする革新的な医療機器・システムの研究開
発を促進するため、アカデミア等から幅広く要素技術等のシーズ発掘を進め、臨床
応用に向けた原理検証やプロトタイプを作成することなど、実用化に向けた研究
開発を更に支援していくべきである。その際には、異分野からの新規参入の重要性
も踏まえ、一定の間口を確保するとともに、薬事承認や製造・販売までを見据え、
研究開発の初期段階から、事業戦略、知的財産戦略、規制対応、製造・販売戦略等
に関する支援の提供やマッチングなど企業連携の促進に取り組む。[◎文]



SaMD については、特有のコスト構造等の違いを整理した上で、産業界と行政の連
携のもと SaMD の研究開発の促進に向けた論点の整理に引き続き取り組む。[◎
厚、◎経]

<医療機器の研究開発に関するガイドライン・ルールの整備>


上市の迅速化に資する、革新的な医療機器の開発や評価の方法を明確にする医療
機器ガイドラインを策定する。また、ガイドラインの検討のため、国内外の医療や
技術、規制、標準等の動向を体系的に反映し、策定プロセスを明確化するルールイ
ンテリジェンス機能9を構築する。[厚、◎経]

【国際展開に積極的に取り組む日本企業の増加】
○ 現状と課題


日本のものづくり技術は、世界でも高く評価されている。また、医療機器産業は
日本においても成長戦略の1つに挙げられ、様々な施策により振興に取り組んで

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「ルールインテリジェンス機能」とは、医療機器に関する国内外の技術や社会の動向を

俯瞰することにより、必要とされるルールを早期に把握し円滑に解決に導くための検討機
能のことをいう
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