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【資料1-6】循環器病対策に重要な健康医療情報:自治体単位と拠点病院群のデータ分析(永井会長) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58883.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第14回 6/18)《厚生労働省》
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処方されたスタチンの強度と長期予後
スタチン強度の傾向スコア
マッチング
ACS患者

傾向スコア・マッチした急性冠動脈症候群患者
脳卒中

心筋梗塞
Log-rank P=0.0259
Adjusted HR 0.65 [0.44-0.97]

Log-rank P=0.0018
Adjusted HR 1.71 [1.12-2.62]

1419 vs. 1419
1:1マッチ
No. at risk
High
1401
Mod
1420

因子:年齢, 性別, BMI, 脂質異常症, 糖尿病,
高血圧, PCIまたは冠動脈バイパス術(CABG)
の既往, 脳卒中の既往, 慢性腎臓病(ステージ3
以上), 急性冠症候群(ACS)または慢性冠症
候群(CCS), PCI施行年
Matoba et al. Circ J 2025., in press

1058
1023

877
826

624
595

421
385

284
242

No. at risk
High
1401
Mod
1420

1056
1031

873
839

618
613

419
393

278
248

高強度スタチンを処方された患者の心筋梗塞リスクは低い、一方、
脳卒中リスクは高い(脳出血リスクが高い)
CLIDASの多モダリティデータは多因子のマッチングを可能とし、処方と
予後の分析に活用できる
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