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感染症週報 2025年第22週(5月26日-6月1日) (11 ページ)
出典
公開元URL | https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/jp/idwr/2025/index.html |
出典情報 | 感染症週報 2025年第22週(5月26日-6月1日)(6/13)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2025年 第22週
(5月26日〜 6月1日)
:通巻第27巻 第22号
表 1.
1. 第
第11〜〜2121
週における百日咳の累積報告数の年齢分布(2018
2025 年)
表
週における百日咳の累積報告数の年齢分布(2018
〜 2025 〜
年)
0歳
0歳
0歳0歳
1〜9 歳1〜9 歳
(0〜5
カ月)
カ月)
(0〜5
カ月)(6〜11
(6〜11
カ月)
10 代 20 代以上 20 代以上
10 代
2018
2018年年
(n=1,825)
(n=1,825)
5.5%
5.5%
(100)
(100)
1.0%1.0%
(18)
(18)
33.2% 33.2%
(605)
(605)
29.2% 29.2% 31.2%
(533) (533) (569)
31.2%
(569)
2019 年
2019 年
(n=6,425)
4.9%
4.9%
(315)
0.5%
0.5%
(33)
40.7%
40.7%
(2,612)
32.4%
21.5%
32.4%
(2,081)
(1,384)
2020 年
2020 年
(n=2,360)
6.0%
6.0%
(141)
0.5%
0.5%
(12)
36.8%
(868)36.8%
(2,081)
27.2%
29.5%
(643) 27.2% (696)
21.5%
(1,384)
2021 年
(n=221)
2021 年
0.5%
(1)
0.5%
1.8%
(4)1.8%
21.7%
(48) 21.7%
14.5%
(32)
(643)
29.5%
(696)
(n=6,425)
(n=2,360)
(315)
(33)
(141)
(12)
(2,612)
(868)
61.5%
14.5% (136)
12.4% (32) 36.7%
(n=226)
2022 年
(1)
2.2%
(5)
2.2%
4.4%(4)
(10)
4.4%
44.2% (48)
(100)44.2%
(n=282)
(12)
(3)
(101)
(45)
(121)
(n=342)
(9)
(0)
(117)
(70)
(146)
(n=221)
2022 年
(n=226)
2023 年
2023 年
2024 年
(n=282)
(5)
4.3%
(10)
1.1%
4.3%
2.6%
(12)
1.1%
0% (3)
2024 年
2025 年
(n=342)
(n=22,351)
2.6%
2.0%
(9)
(456)
0%
0.4%
(0)
(92)
2025 年
(n=22,351)
2.0%
(456)
0.4%
(92)
35.8%(100)
35.8%
34.2%(101)
61.5%
(136)
(28)
12.4% (83)
(28)
16.0%
42.9%
36.7%
(83)
16.0%
20.5% (45) 42.7%
42.9%
(121)
34.2%
20.5%
42.7%
23.6%
58.7%
15.2%
(117) (13,129)(70) (3,406) (146)
(5,268)
23.6%
(5,268)
58.7%
(13,129)
15.2%
(3,406)
(2025 年 5 月 28 日現在)
(2025 年 5 月 28 日現在)
2025年第1~21週の累積報告数の上位3都道府県は新潟県(1,473例)、東京都(1,448例)、大
阪府(1,276例)であったが、人口10万人当たりの報告数は、宮崎県(81.1例)が最も多く、次い
で東京都(70.2例)、高知県(68.9例)の順であった。届出に記載されたワクチン接種歴について
は、接種歴なしが581例、1回が188例、2回が98例、3回が592例、4回が13,072例、不明が
7,820例であった。
また、2018~2025年の各年で第1〜21週に診断された百日咳の累積報告数、報告医療機関
数、そして医療機関当たりの報告数は表2のとおりであった。
表 2. 第 1 〜 21 週における百日咳の累積報告数、報告医療機関数、医療機関当たり報告数(2018 〜 2025 年)
累積報告数
報告医療機関数
医療機関当たり報告数
2018 年
1,825
753
2.42
2019 年
6,425
1,894
3.39
2020 年
2,360
1,030
2.29
2021 年
221
139
1.59
2022 年
226
106
2.13
2023 年
282
156
1.81
2024 年
342
180
1.90
2025 年
22,351
4,198
5.32
(2025 年 5 月 28 日現在)
2025年第21週までの報告医療機関数は4,198に達し、医療機関当たり報告数は5.32であっ
た。報告医療機関数の大幅な増加は、2025年第15週から開始された急性呼吸器感染症(ARI)
サーベイランスの導入に伴い、国内における呼吸器感染症への関心が高まったことが一因と考
えられる。一方、同時期に他の呼吸器感染症においては同様な増加は見られておらず、医療機
Ministry of Health, Labour and Welfare / Japan Institute for Health Security, National Institute of Infectious Diseases
11
2025年 第22週
(5月26日〜 6月1日)
:通巻第27巻 第22号
表 1.
1. 第
第11〜〜2121
週における百日咳の累積報告数の年齢分布(2018
2025 年)
表
週における百日咳の累積報告数の年齢分布(2018
〜 2025 〜
年)
0歳
0歳
0歳0歳
1〜9 歳1〜9 歳
(0〜5
カ月)
カ月)
(0〜5
カ月)(6〜11
(6〜11
カ月)
10 代 20 代以上 20 代以上
10 代
2018
2018年年
(n=1,825)
(n=1,825)
5.5%
5.5%
(100)
(100)
1.0%1.0%
(18)
(18)
33.2% 33.2%
(605)
(605)
29.2% 29.2% 31.2%
(533) (533) (569)
31.2%
(569)
2019 年
2019 年
(n=6,425)
4.9%
4.9%
(315)
0.5%
0.5%
(33)
40.7%
40.7%
(2,612)
32.4%
21.5%
32.4%
(2,081)
(1,384)
2020 年
2020 年
(n=2,360)
6.0%
6.0%
(141)
0.5%
0.5%
(12)
36.8%
(868)36.8%
(2,081)
27.2%
29.5%
(643) 27.2% (696)
21.5%
(1,384)
2021 年
(n=221)
2021 年
0.5%
(1)
0.5%
1.8%
(4)1.8%
21.7%
(48) 21.7%
14.5%
(32)
(643)
29.5%
(696)
(n=6,425)
(n=2,360)
(315)
(33)
(141)
(12)
(2,612)
(868)
61.5%
14.5% (136)
12.4% (32) 36.7%
(n=226)
2022 年
(1)
2.2%
(5)
2.2%
4.4%(4)
(10)
4.4%
44.2% (48)
(100)44.2%
(n=282)
(12)
(3)
(101)
(45)
(121)
(n=342)
(9)
(0)
(117)
(70)
(146)
(n=221)
2022 年
(n=226)
2023 年
2023 年
2024 年
(n=282)
(5)
4.3%
(10)
1.1%
4.3%
2.6%
(12)
1.1%
0% (3)
2024 年
2025 年
(n=342)
(n=22,351)
2.6%
2.0%
(9)
(456)
0%
0.4%
(0)
(92)
2025 年
(n=22,351)
2.0%
(456)
0.4%
(92)
35.8%(100)
35.8%
34.2%(101)
61.5%
(136)
(28)
12.4% (83)
(28)
16.0%
42.9%
36.7%
(83)
16.0%
20.5% (45) 42.7%
42.9%
(121)
34.2%
20.5%
42.7%
23.6%
58.7%
15.2%
(117) (13,129)(70) (3,406) (146)
(5,268)
23.6%
(5,268)
58.7%
(13,129)
15.2%
(3,406)
(2025 年 5 月 28 日現在)
(2025 年 5 月 28 日現在)
2025年第1~21週の累積報告数の上位3都道府県は新潟県(1,473例)、東京都(1,448例)、大
阪府(1,276例)であったが、人口10万人当たりの報告数は、宮崎県(81.1例)が最も多く、次い
で東京都(70.2例)、高知県(68.9例)の順であった。届出に記載されたワクチン接種歴について
は、接種歴なしが581例、1回が188例、2回が98例、3回が592例、4回が13,072例、不明が
7,820例であった。
また、2018~2025年の各年で第1〜21週に診断された百日咳の累積報告数、報告医療機関
数、そして医療機関当たりの報告数は表2のとおりであった。
表 2. 第 1 〜 21 週における百日咳の累積報告数、報告医療機関数、医療機関当たり報告数(2018 〜 2025 年)
累積報告数
報告医療機関数
医療機関当たり報告数
2018 年
1,825
753
2.42
2019 年
6,425
1,894
3.39
2020 年
2,360
1,030
2.29
2021 年
221
139
1.59
2022 年
226
106
2.13
2023 年
282
156
1.81
2024 年
342
180
1.90
2025 年
22,351
4,198
5.32
(2025 年 5 月 28 日現在)
2025年第21週までの報告医療機関数は4,198に達し、医療機関当たり報告数は5.32であっ
た。報告医療機関数の大幅な増加は、2025年第15週から開始された急性呼吸器感染症(ARI)
サーベイランスの導入に伴い、国内における呼吸器感染症への関心が高まったことが一因と考
えられる。一方、同時期に他の呼吸器感染症においては同様な増加は見られておらず、医療機
Ministry of Health, Labour and Welfare / Japan Institute for Health Security, National Institute of Infectious Diseases
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