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3 学習・社会参加 (4 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/zenbun/07pdf_index.html
出典情報 令和7年版高齢社会白書(6/10)《内閣府》
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(3)地域における社会参加活動の促進

さらに、退職教員や企業退職高齢者等を含む



多世代による社会参加活動の促進

幅広い地域住民や企業・団体等の参画を得て、



高齢者の社会参加と生きがいづくり

地域全体で子供たちの学びや成長を支えるとと

高齢者の生きがいと健康づくりに向けて、地

もに、
「学校を核とした地域づくり」
を目指して、

域を基盤とする高齢者の自主的な活動組織であ

地域と学校が相互にパートナーとして連携・協

る老人クラブ(図2-2-5)の加入者が長期

働して行う「地域学校協働活動」を推進した。

的に減少傾向にある中で、引き続き、各地域の

また、企業退職高齢者等が、地域社会の中で役

状況に応じた活動が積極的に行われるよう、都

割を持って生き生きと生活できるよう、有償ボ

道府県及び市町村が行う地域の高齢者の社会参

ランティア活動による一定の収入を得ながら自

加活動を支援した。加えて、国民一人一人が積

らの生きがいや健康づくりにもつながる活動を

極的に参加し、その意義について広く理解を深

行い、同時に介護予防や生活支援のサービスの

めることを目的とした「全国健康福祉祭(ねん

基盤整備を促進する「高齢者生きがい活動促進

りんピック)」について、令和6年 10 月に「第

事業」を実施した。

36 回全国健康福祉祭とっとり大会」を開催した。

加えて、高齢者・障害者等が安心して旅行が

また、地域の社会教育を推進するため、社会

できる環境を整備するため、令和2年 12 月に

教育を行う者に対する専門的・技術的な指導助

創設した「観光施設における心のバリアフリー

言を行う社会教育主事等の専門的職員の養成等

認定制度」
の改善に向けた調査を行うとともに、

を図った。

普及のための広報動画等を作成した。さらに、

図2-2-5

老人クラブ数と会員数の推移

(千クラブ)
250

(千人)
10,000
8,803 8,740
8,521
8,431
8,273
8,175
8,035

200

7,595

クラブ数
会員数(右目盛り)
7,808

7,624

7,388

8,000
7,178
6,711 6,692

6,465

150
120
108

100

50

128

132 134 133

130 129

126 124

122 120

9,000

117

6,500

110 112 111

7,000
6,269

6,062

108 106

5,906

5,686

104 101

5,488

99

6,000
5,246

96

4,989
4,712

93

89

4,387
86

5,000
4,053
82

3,767
78

4,000
3,000
2,000
1,000

0

0

昭和50 55 60 平成2 7
12 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 令和元 2
3
4
5
(年度)
(1975)
(1980)
(1985)
(1995)
(2000)
(2003)
(2004)
(2005)
(2006)
(2007)
(2008)
(2009)
(2010)
(2011)
(2012)
(2013)
(2014)
(2015)
(2016)
(2017)
(2018)
(2019)
(2020)
(2021)
(2022)
(2023)
(1990)

資料: 厚生労働省「福祉行政報告例」
(厚生省報告例、平成12年度から福祉行政報告例)(各年度3月末現在)
(注) 平成22年度は、東日本大震災の影響により、岩手県(盛岡市以外)、宮城県(仙台市以外)
、福島県(郡山市及びいわき市以外)を除いて
集計した数値である。

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