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日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(2025年5月改訂版) (6 ページ)

公開元URL https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=138
出典情報 日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(5/19)《日本小児科学会》
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【医療関係者用】日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール

2025年5月19日版

日本小児科学会

標準的接種年齢と接種期間 ・ 日本小児科学会の考え方・注意事項
ワクチン

種類

標準的接種年齢と接種期間

日本小児科学会の考え方

①・② 3歳、①-②は6-28日(1-4週)あける

日本脳炎流行地域に渡航・滞在する小児、最近日本脳炎

・1回接種量:6か月-3歳未満:0.25mL;3歳以上:0.5mL

③ 4歳、②から1年あける

患者が発生した地域・ブタの日本脳炎抗体保有率が高い

・定期接種の対象は、生後6か月から生後90か月(7歳6か月)未満(第1

④ 9歳

地域に居住する小児に対しては、生後6か月から日本脳炎 期:①-②は6日以上、③は②から6か月以上の間隔をあける)、9歳以上13歳
ワクチンの接種開始を推奨する(日本小児科学会ホーム

日本脳炎

不活化

注意事項

未満(第2期)

ページ「日本脳炎罹患リスクの高い者に対する生後6か月 ・2005年5月からの積極的勧奨の差し控えを受けて、1995年4月2日から
からの日本脳炎ワクチンの推奨について」を参照)

2007年4月1日生まれの児は、20歳未満まで定期接種の対象、具体的な接種

http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=207

については厚生労働省ホームページを参照
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/yobousesshu/vaccine/japanese-encephalitis/index.html

①-②は4週(2-4週)あける

不活化インフルエンザ

・1回接種量:6か月-3歳未満: 0.25mL、3歳以上: 0.5mL

不活化
2歳以上~19歳未満にシーズン毎①

経鼻弱毒生インフルエンザ

・接種回数 :13歳未満:2回、13歳以上:1回または2回 (原則1回)

喘息や免疫不全者などを除き、不活化インフルエンザワ
クチンと同等に推奨。詳細は「経鼻弱毒生インフルエン



ザワクチンの使用に関する考え方 」を参照

・各シーズン0.2mLを1回 点鼻
(左右の鼻腔内に各0.1mLを 1噴霧ずつ、合計2噴霧)
・添付文書には他の生ワクチンとの接種間隔を制限する記載はない

https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=607

新型コロナ

mRNA

末尾「国内で使用できる新型コロナワクチン一覧」や各ワクチンの添付文書を

製剤ごとに定められた方法により接種する

参照

不活化
中学1年生女子

・2価・4価ワクチンで接種を開始した場合は、原則とし ・接種方法は、筋肉内注射(上腕三角筋部)

・9価ワクチン(シルガード 9)

て同じワクチンで3回接種を行う。ただし、9価ワクチン ・定期接種の対象は、12歳-16歳(小学校6年生から高校1年生相当)女子

15歳未満に初回接種を行い、2回の接種で完

で残りの回数を終了することも可能

®

了する場合は標準的には①-②を6-12か月あけ ・9歳以上の男性は任意接種として4価ワクチンを3回接種


ヒトパピローマウイルス
(HPV)

不活化

することが可能

(注13)2価ワクチンは10歳以上であれば任意接種可能
4価ワクチンと9価ワクチンは、9歳以上であれば任意接種可能
(注14)標準的な接種ができなかった場合、定期接種として以下の間隔で接

ただし、この間隔をあけることができない場

種可能(接種間隔が3つのワクチンで異なることに注意)

合は、①-②を5か月以上の間隔をあければ接

・9価ワクチン(15歳以上で始める場合):

種が可能である

①-②の間は1か月以上、②-③の間は3か月以上あける
・2価ワクチン: ①-②の間は1か月以上、①-③の間は5か月以上、
かつ②-③の間は2か月半以上あける
・4価ワクチン: ①-②の間は1か月以上、②-③の間は3か月以上あける
(注15)平成9-20年度(1997-2008年度)生まれで令和4-6年度(2022年4
月~2025年3月末まで)にHPVワクチンを1回以上接種した方は、希望する
場合公費で令和7年度(2026年3月)末まで2回目・3回目のワクチンを接種
可能 詳細は、厚生労働省のホームページを参照
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html