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国立がん研究センターバイオバンクでの分譲試料提供を開始 研究内容の機密性保持や知的財産の帰属に配慮した提供方法により企業等による開発研究を推進 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2025/0519/index.html |
出典情報 | 国立がん研究センターバイオバンクでの分譲試料提供を開始(5/19)《国立がん研究センター》 |
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分譲試料および費用
希少がんを含む多様ながん患者由来の血液から採取された以下の 2 つの試料が分譲の対象です。
バイアルあたりの試料を準備する費用に相当する実費相当額を対価として受領します。
DNA
血漿
分注量(濃度)
50 μL/tube (150 ng/μL 以上)
保管温度
–80℃
分注量
700 μL/tube
保管温度
–80℃
分譲提供開始に当たっての説明会
事業の開始にあたり、利用に関する説明会を開催させていただきます。 分譲を希望、または今後検
討を予定される方はご参加ください。
説明者:
谷田部 恭(研究所バイオバンク部門長)
日 時:
6 月 2 日(月)13:00~13:30
会 場:
国立研究開発法人国立がん研究センター(東京都中央区築地 5-1-1)
管理棟 1 階 第二会議室(現地及び Teams 開催)
申込方法: NCC バイオバンク ホームページ(https://www.ncc.go.jp/jp/biobank/index.html)からお
申し込みください。
国立がん研究センターバイオバンクのホームぺージ
試料の分譲に関する詳細は、ホームページをご確認ください。
NCC バイオバンク ホームページ
https://www.ncc.go.jp/jp/biobank/index.html
展望
一般に、バイオバンクやデータベースを構築し、広範に利用することによって種々の疾患の理解や治
療につながることは科学界の統一見解 4であると考えられており、バイオバンクの有効な利用は世界中
で進められています。これまで国立がん研究センターバイオバンクの試料を用いて、2024 年(令和 6 年
度)末までに全国 1,040 の研究機関と共同研究が行われ、1,228 報の論文が作成されました。この数は
年々増加しており、さらに日本における研究の広い推進に寄与し、さらなる疾患の理解や新たな治療に
発展することが期待されます。
4
OECD Guidelines on human biobanks and genetic research database, Eur J Health Low. 2010; 17:
191-204
3
希少がんを含む多様ながん患者由来の血液から採取された以下の 2 つの試料が分譲の対象です。
バイアルあたりの試料を準備する費用に相当する実費相当額を対価として受領します。
DNA
血漿
分注量(濃度)
50 μL/tube (150 ng/μL 以上)
保管温度
–80℃
分注量
700 μL/tube
保管温度
–80℃
分譲提供開始に当たっての説明会
事業の開始にあたり、利用に関する説明会を開催させていただきます。 分譲を希望、または今後検
討を予定される方はご参加ください。
説明者:
谷田部 恭(研究所バイオバンク部門長)
日 時:
6 月 2 日(月)13:00~13:30
会 場:
国立研究開発法人国立がん研究センター(東京都中央区築地 5-1-1)
管理棟 1 階 第二会議室(現地及び Teams 開催)
申込方法: NCC バイオバンク ホームページ(https://www.ncc.go.jp/jp/biobank/index.html)からお
申し込みください。
国立がん研究センターバイオバンクのホームぺージ
試料の分譲に関する詳細は、ホームページをご確認ください。
NCC バイオバンク ホームページ
https://www.ncc.go.jp/jp/biobank/index.html
展望
一般に、バイオバンクやデータベースを構築し、広範に利用することによって種々の疾患の理解や治
療につながることは科学界の統一見解 4であると考えられており、バイオバンクの有効な利用は世界中
で進められています。これまで国立がん研究センターバイオバンクの試料を用いて、2024 年(令和 6 年
度)末までに全国 1,040 の研究機関と共同研究が行われ、1,228 報の論文が作成されました。この数は
年々増加しており、さらに日本における研究の広い推進に寄与し、さらなる疾患の理解や新たな治療に
発展することが期待されます。
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OECD Guidelines on human biobanks and genetic research database, Eur J Health Low. 2010; 17:
191-204
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