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国立がん研究センターバイオバンクでの分譲試料提供を開始 研究内容の機密性保持や知的財産の帰属に配慮した提供方法により企業等による開発研究を推進 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2025/0519/index.html |
出典情報 | 国立がん研究センターバイオバンクでの分譲試料提供を開始(5/19)《国立がん研究センター》 |
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背景
国立がん研究センターは、がんの診断、治療、予防に向けて国のがん対策の中心拠点としての役割
を担い、国内外を問わず広くがん研究を支援しています。がん研究では、研究に資する血液・組織など
の試料が必要となることから、試料の研究活用について患者さんから同意をいただきがん研究に役立て
るバイオバンク事業を 1994 年から開始しています。国立がん研究センターバイオバンクは、これまで 13
万人以上の患者さんにご協力いただいている国内最大のがん関連試料を有するバイオバンクです。ナ
ショナルセンターバイオバンクの中でも最も多くの共同研究による試料の活用が進んでおり、胆道がん
の治療標的の同定およびその阻害剤の特定、肺腺がんの新たな融合遺伝子の同定およびその治療薬
の開発、精密医療のための遺伝子パネル検査の開発など、現在の医療に活かされているものも多く存
在します。また、試料活用された研究には Nature をはじめとするインパクトの高い雑誌に掲載される報
告も含まれています。
バイオバンク試料の分譲提供方法について
分譲についての詳細は、国立がん研究センター バイオバンクのホームぺージに記載されている通り
で、そのフローチャートを示します。試料の分譲申し込みのあと、分譲審査委員会で、5 つの項目(研究
の目的の妥当性、研究内容の妥当性、分譲する試料・情報の妥当性及び適格性、分譲を希望する研究
機関の研究実施体制の妥当性及び適格性、その他分譲に必要な事項)が審査されます。審査に合格す
ると MTA 注 2 を締結した上で、提供となります。
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国立がん研究センターは、がんの診断、治療、予防に向けて国のがん対策の中心拠点としての役割
を担い、国内外を問わず広くがん研究を支援しています。がん研究では、研究に資する血液・組織など
の試料が必要となることから、試料の研究活用について患者さんから同意をいただきがん研究に役立て
るバイオバンク事業を 1994 年から開始しています。国立がん研究センターバイオバンクは、これまで 13
万人以上の患者さんにご協力いただいている国内最大のがん関連試料を有するバイオバンクです。ナ
ショナルセンターバイオバンクの中でも最も多くの共同研究による試料の活用が進んでおり、胆道がん
の治療標的の同定およびその阻害剤の特定、肺腺がんの新たな融合遺伝子の同定およびその治療薬
の開発、精密医療のための遺伝子パネル検査の開発など、現在の医療に活かされているものも多く存
在します。また、試料活用された研究には Nature をはじめとするインパクトの高い雑誌に掲載される報
告も含まれています。
バイオバンク試料の分譲提供方法について
分譲についての詳細は、国立がん研究センター バイオバンクのホームぺージに記載されている通り
で、そのフローチャートを示します。試料の分譲申し込みのあと、分譲審査委員会で、5 つの項目(研究
の目的の妥当性、研究内容の妥当性、分譲する試料・情報の妥当性及び適格性、分譲を希望する研究
機関の研究実施体制の妥当性及び適格性、その他分譲に必要な事項)が審査されます。審査に合格す
ると MTA 注 2 を締結した上で、提供となります。
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