資料3 介護人材確保と職場環境改善・生産性向上、経営支援について (142 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57936.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護保険部会(第120回 5/19)《厚生労働省》 |
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論点
(介護人材の定着)
○ 介護人材の定着のためには、職場環境改善や適切な雇用管理、キャリアラダーの整備により介護現場において中核的
な役割を担う介護福祉士をはじめとする介護職員のキャリアアップを図っていくことが重要である。そのためには、オ
ンライン研修も含め、研修内容の充実・強化等を図っていくことや、介護人材の多様なキャリアモデルを見える化し、
教育・研修として位置付けていくことが重要であると考えられる。キャリアアップのための環境整備や、働きやすい勤
務環境づくり、ハラスメント対策等の取組を講じる必要があるが、どう考えるか。
(職場環境改善・生産性向上の取組)
○
2040 年に向けて、生産年齢人口の減少や将来の人材の需給の動向を見越して、テクノロジー導入や業務の見直し・
いわゆる介護助手等への業務のタスクシフト/シェアに早い段階から投資し、着実に実行することが必要である。テク
ノロジー導入やいわゆる介護助手等によるタスクシフトにより職場環境改善・生産性の向上を図るため、国、自治体、
関係団体、事業者の積極的な取組が重要であるが、どう考えるか。テクノロジー導入・運営支援について、基金等によ
る支援や生産性向上加算による評価を実施しているが、更なる方策についてどう考えるか。
○
介護保険施設等における介護テクノロジー等の導入の加速化が必要である。中間とりまとめにおいて、訪問系サービ
スや通所サービスにおいては、テクノロジーの実証、現場での取組事例の把握、新たなテクノロジー開発を進めるとと
もに、汎用性の高い介護記録ソフト等の普及をまずは重点化して促進していくべきであると示されているが、どう考え
るか。また、ケアプランデータ連携システムや訪問先の利用者に対する福祉用具貸与も活用していくべきである。さら
に、AI技術等についても、どのように現場に組み込むか、検討が必要であると示されているが、どう考えるか。
○
事業所内でリーダーシップを発揮して生産性向上・職場環境改善を推進するデジタル中核人材の育成・配置の取組を
進めていくべきである。中間とりまとめにおいて、事業所内でのデジタル中核人材の育成・配置が難しい小規模な事業
所の支援として、都道府県のワンストップ型の相談窓口による伴走支援を手厚くする等の取組を進めるべきであると示
されているが、どう考えるか。併せて、地域において、相談窓口やデジタル中核人材が他の事業者を支援する、人材の
シェアとしての活用についてはどう考えるか。
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