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資料2 参考資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21095.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 外来機能報告等に関するワーキンググループ(第3回 9/15)《厚生労働省》
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医療計画の見直し等に関する検討会資料(令和2年11月19日)

「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)を地域で基幹的に担う医療機関 について(案)
趣 旨
〇 患者にいわゆる大病院志向がある中で、日常行う診療はかかりつけ医機能を担う身近な医療機関で受け、
必要に応じて紹介を受けて、患者自身の状態に合った他の医療機関を受診し、さらに逆紹介によって身近な医
療機関に戻るという流れをより円滑にすることが求められている。
○ このため、外来機能の明確化・連携に向けた取組の第一歩として、「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)
に着目し、これを地域で基幹的に担う医療機関を明確化することで、患者にとって、紹介を受けて受診すること
を基本とする医療機関を明確化する。
⇒ これにより、病院での外来患者の待ち時間の短縮や勤務医の外来負担の軽減、医師働き方改革にも資する
ことが期待される。
明確化の方法
○ 「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)として、基本的に以下の機能が考えられる。その具体的な内容は、
今後さらに専門的な検討の場において検討する。
① 医療資源を重点的に活用する入院の前後の外来
② 高額等の医療機器・設備を必要とする外来
③ 特定の領域に特化した機能を有する外来(紹介患者に対する外来等)
○ 「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)を地域で基幹的に担う医療機関の明確化については、地域の実
情を踏まえることができるよう、上記の①~③の割合等の国が示す基準を参考にして、地域の協議の場で確認
することで決定。その方法として、外来機能報告(仮称)(NDBを活用し医療機関の事務は極力簡素化)で報告。
(参考)地域医療支援病院との関係について
○ 地域医療支援病院は、かかりつけ医等への支援を通じて地域医療の確保を図る医療機関であり、紹介患者に対する医療提供のほか、医療
機器等の共同利用、救急医療の提供、地域の医療従事者に対する研修の実施等も要件とされている。
○ 現在検討している「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)を地域で基幹的に担う医療機関は、地域における患者の流れをより円滑にする
観点から、特定機能病院や地域医療支援病院以外に、紹介患者への外来を基本として、状態が落ち着いたら逆紹介により再診患者を地域
に戻す役割を担う医療機関を明確化するもの。紹介患者に対する医療提供という観点では、両者の役割は一部重複することとなる。
※ 今後、その機能をより明確にするため、地域連携のあり方等については更に検討。

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