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資料3ー1 令和6年度インフルエンザワクチン用製造株とその推奨理由 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_00103.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会 季節性インフルエンザワクチン及び新型コロナワクチンの製造株について検討する小委員会(第1回 4/22)《厚生労働省》
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B 型(山形系統)
候補株
①B/Phuket/3073/2013
及び
推奨順
理由
2020 年 3 月以降、自然界における流行で解析された
山形系統ウイルスは報告されておらず、検出は弱毒生
ワクチン由来の株であることが分かっている。したが
って、WHO の季節性インフルエンザワクチン推奨株選
定の専門家会議からは、季節性インフルエンザワクチ
ンに山形系統ウイルスを含める理由がないため、4 価ワ
クチンから山形系統のワクチン株を除き、3 価ワクチン
にすべきとの意見が出されている。
しかしながら、WHO は、各国・地域の当局が 4 価あ
るいは 3 価ワクチンの決定をおこなうべきであるとし
ている。このことから、WHO は、2024/25 シーズンの
北半球用の 4 価ワクチンのために含むべき B/山形系統
ワクチン推奨株として、これまでと同様に
B/Phuket/3073/2013 類似株を推奨した。
わが国では 2024/25 シーズンは 4 価ワクチンとする
との方針が出されたため、山形系統ワクチン株につい
て議論された。B/Phuket/3073/2013 はワクチン製造株
としての製造実績もあることから、令和 6 年度の B/山
形系統ワクチン株として、令和 5 年度と同一株である
B/Phuket/3073/2013 を推奨した。

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