心電図検査実施（ 2023/10/22）。異常所見は、房室伝導遅延または心室
内伝導障害（I～III 度房室ブロック、新規に出現した脚ブロック）、およ
びＳＴ上昇または陰性Ｔ波を含んだ。

Troponin I, High-sensitive CRP, ESR (1-hour value)、D ダイマー、心
臓 MRI 検査、直近の冠状動脈検査は未実施であった。

鑑別診断：臨床症状/所見を説明可能なその他の疾患は否定された。

報告者は事象心筋炎を重篤（生命を脅かす;、入院/入院の延長
2023/10/22 から 2023/11/02）と分類し、事象とワクチンとの因果関係を
関連ありおよび評価不能とした（理由：可能性は高いが立証できない）。
事象房室ブロックおよび 徐脈のための入院であった。

2023/11/02 に患者は退院し、急性心筋炎の転帰は、内服のβブロッカーで
治療開始することにより回復した。

その他の事象の転帰は不明であった。

患者は、現在は自宅におり、外来で観察中である。

2 回目接種から 2 週間なので今回は関連があると疑って報告した。

心筋炎は、コロナウイルスワクチンの 2 回目接種後に起こった。

ウイルス検索もしたが何もでなかった。

1 年前にコロナ劇症型心筋炎の既往があるので、それも関連しているかも
しれない。

追加情報（2023/12/06）：本報告は、追加調査により同じ連絡可能な医師
から入手した自発追加報告である。

更新情報：患者の詳細、過去のワクチン投与経路とワクチン接種時の年
齢）、病歴コロナ劇症型心筋炎の完全な開始日、臨床検査値、追加の病
歴、被疑ワクチンの投与経路と接種時の年齢、併用薬、心筋炎の事象発現

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