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資料2-2 厚生労働省資料 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38616.html
出典情報 自殺総合対策の推進に関する有識者会議(第11回 3/25)《厚生労働省》
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「第4次自殺総合対策大綱」
<第4 自殺総合対策における当面の重点施策の概要>
1.地域レベルの実践的な
取組への支援を強化する

■地域自殺実態プロファイル、地域
自殺対策の政策パッケージの作成
■地域自殺対策計画の策定・見
直し等の支援
■地域自殺対策推進センターへの
支援
・地域自殺対策推進センター長の設置の支援
・全国の地域自殺対策推進センター長によ
る会議の開催に向けた支援

■自殺対策の専任職員の配置・専
任部署の設置の促進

5.心の健康を支援する環境の整備と
心の健康づくりを推進する

■職場におけるメンタルヘルス対
策の推進
・パワーハラスメント対策の推進、SNS相談
の実施

■地域における心の健康づくり推
進体制の整備
■学校における心の健康づくり推
進体制の整備
■大規模災害における被災者の
心のケア、生活再建等の推進

2.国民一人ひとりの気づきと
見守りを促す

■自殺予防週間と自殺対策強化
月間の実施
■児童生徒の自殺対策に資する
教育の実施
・命の大切さ・尊さ、SOSの出し方、精神疾患へ
の正しい理解や適切な対応を含めた心の健康の
保持に係る教育等の推進

■自殺や自殺関連事象等に関する
正しい知識の普及、うつ病等につい
ての普及啓発

・「自殺は、その多くが追い込まれた末の死である」
「自殺対策とは、生きることの包括的支援である」
という認識の普及
・メンタルヘルスの正しい知識の普及促進

6.適切な精神保健医療福祉
サービスを受けられるようにする

■精神科医療、保健、福祉等の連
動性の向上、専門職の配置
■精神保健医療福祉サービスを担
う人材の養成等
・自殺の危険性の高い人を早期に発見し確実
に精神科医療につなげるよう体制の充実

■子どもに対する精神保健医療福
祉サービスの提供体制の整備
・子どもの心の診療体制の整備

■うつ病、依存症等うつ病以外の精
神疾患等によるハイリスク者対策

3.自殺総合対策の推進に資する
調査研究等を推進する

■自殺の実態や自殺対策の実施状
況等に関する調査研究・検証・成果
活用
・相談機関等に集約される情報の活用の検討

■子ども・若者及び女性等の自殺調
査、死因究明制度との連動
・自殺等の事案について詳細な調査・分析
・予防のための子どもの死亡検証(CDR; Child
Death Review)の推進
・若者、女性及び性的マイノリティの生きづらさ等に
関する支援一体型の実態把握

■コロナ禍における自殺等の調査
■うつ病等の精神疾患の病態解明等
につながる学際的研究

4.自殺対策に関わる人材の確保、
養成及び資質の向上を図る

■大学や専修学校等と連携した自
殺対策教育の推進
■連携調整を担う人材の養成
■かかりつけ医、地域保健スタッフ、
公的機関職員等の資質向上
■教職員に対する普及啓発
■介護支援専門員等への研修
■ゲートキーパーの養成
・若者を含めたゲートキーパー養成

■自殺対策従事者への心のケア
・スーパーバイザーの役割を果たす専門職の配
置等を支援

■家族・知人、ゲートキーパー等を
含めた支援者への支援

7.社会全体の自殺リスクを低下させる

■相談体制の充実と相談窓口情報等の分かりやすい発信、アウトリーチ強化
■ICT(インターネット・SNS等)活用
・SNS等を活用した相談事業支援の拡充、ICTを活用した情報発信を推進。

■インターネット上の誹謗中傷及び自殺関連情報対策の強化
・自殺の誘引・勧誘等情報についての必要な自殺防止措置・サイバーパトロールによる取組を推進
・特定個人を誹謗中傷する書き込みの速やかな削除の支援や人権相談等を実施

■ひきこもり、児童虐待、性犯罪・性暴力の被害者、生活困窮者、ひとり親家庭に対する
支援
■性的マイノリティの方等に対する支援の充実
■関係機関等の連携に必要な情報共有
■自殺対策に資する居場所づくりの推進
・オンラインでの取組も含めて孤立を防ぐための居場所づくり等を推進

■報道機関に対するWHOガイドライン等の周知
■自殺対策に関する国際協力の推進

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