よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料7_難病領域の全ゲノム解析等説明文書(案) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38751.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第20回 3/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【患者・代諾者】難病の全ゲノム解析等実行計画 説明文書・同意書・同意撤回書・意思変更申出書
第1.6 版

難病領域の全ゲノム解析等説明文書

54
55
56

1. この事業の目的

57

近年、遺伝子を解析して、人が生まれながらにもつゲノム情報の個人差と病気との関係

58

などを詳しく調べることができるようになってきました。こうした技術を応用して、その

59

人の体質や病状に適したより効果的・効率的な医療を行うことを「ゲノム医療」と呼びま

60

す。

61
62
(イラスト挿入)

63
64
65
66
67
68
69

今後の「ゲノム医療」の基盤となる解析技術が「全ゲノム解析等」(全エクソーム解析・

70

トランスクリプトーム解析を含む。)です。これまでは特定の遺伝子に対象を絞って解析す

71

ることが一般的でしたが、技術の発達により、全ての遺伝子を含むゲノム全体を一度に解

72

析することができるようになりました。

73
74

がんや難病等のより良い医療のために、国家戦略として全ゲノム解析等を推進すること

75

を目的として、2019 年 12 月に厚生労働省から「全ゲノム解析等実行計画」が発表されま

76

した。

77
78

全ゲノム解析等実行計画は、国内で安全かつ円滑に全ゲノム解析等を実施して診療や研
究・創薬等に役立てるための体制の構築を目指すものです。

79

全ゲノム解析等を用いた「ゲノム医療」を実現するためには、できるだけ多くの患者さ

80

ん等のデータ(全ゲノム解析等のデータおよび臨床情報)を収集して大規模に解析し、診

81

療や研究・創薬等に役立てるための仕組みが必要です。全ゲノム解析等実行計画では、日
4