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【資料1-6】(6)認知症介護基礎研修受講義務付けの効果に関する調査研究事業(結果概要)(案)[2.0MB] (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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(6)認知症介護基礎研修受講義務付けの効果に関する調査研究事業
【研修を受講したことによる効果の有無(ケアに関する考え方の変化、修了者票:問13 )】
○ケアに関する考え方の変化について個別項目ごとに尋ねたところ、 『そう思う』と回答した割合は、研修
内で重点的に触れられている「一人ひとりを尊重することが大事だと思うようになった」「認知症の方本
人の声や気持ち・思いを確認することが大事だと思うようになった」が約7割であった。
○また、全体的に「そう思う」+「ややそう思う」の合計が9割超となり、肯定的な意見が多くを占める結
果であった。
○新任職員に限定したところ、全体に比べ回答の傾向に大きな差はみられなかった。
図表19

認知症の方へのケアに関する考え方に変化があったか(個別項目)【単数回答、N=3,505】

※新任職員限定
(n=763)
「そう思う」の割合

国の認知症ケアに関する考え方(パーソン・センタード・ケアや地域の包括的な
支援体制の構築など)について理解することの重要性がわかった
一人ひとりを尊重することが大事だと思うようになった
認知症の方本人の声や気持ち・思いを確認することが大事だと思うようになった
認知症になってもできることがたくさんあるということを意識するようになった
認知症の原因疾患ごとの特徴を意識するようになった
中核症状が生活や心理面に影響していることを意識するようになった
BPSD(行動・心理症状)には、様々な要因が関連していることを
意識するようになった
適切な物理的環境(トイレの場所の明示等)や人的環境になっているか
考えるようになった
適切な態度かどうか、自分で振り返るようになった
無理強いや強制につながる言葉がけになっていないか
自分で振り返るようになった
チームでケアのばらつきが無いように情報を共有したり、
正確な記録を意識したりするようになった
家族の負担や心理面にも気を配るようになった

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