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参考資料2-3 大学病院改革ガイドライン(案) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38167.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第19回 3/14)《厚生労働省》
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ICT や医療 DX の活用により業務の効率化を積極的に推進することが必要であり、
その方策について検討し、具体的に記載する。
なお、その導入に当たっては、近年、病院がサイバー攻撃の標的とされる事例
が増加しているとともに、医療において扱われる健康情報は極めて秘匿性の高い
情報であるため、厚生労働省の医療情報システムの安全管理に関するガイドライ
ン等を踏まえ、情報セキュリティ対策を徹底するよう一層留意すべきである。
3)その他医師の働き方改革に資する取組
その他医師の働き方改革に資する独自の取組等がある場合には、当該取組等に
係る具体的な計画等を記載する。
例えば、働き方改革に関する制度や病院内の労務管理の仕組みのほか、キャリ
ア形成支援や福利厚生等の情報を共有するための研修の実施など、大学病院で勤
務する医師に対して、自らの働き方とキャリア形成に関する意識を醸成するため
の具体的な取組を記載することなどが考えられる。
④医師少数地域を含む地域医療機関に対する医師派遣(常勤医師、副業・兼業)
地域の医療提供体制を確保する上で、大学病院からの地域の医療機関に対する医
師派遣は不可欠な活動となっていることを踏まえ、各医療機関に対する医師派遣の
実施等については、診療科ごとの判断等によるのではなく、病院長のマネジメント
の下で行われるべきものである。また、それが地域の医療提供体制に重大な影響を
与えることが予想される場合は、都道府県等関係機関と事前に情報を共有し、協議
する必要がある。
その上で、地域医療機関に対する自院の医師の派遣を効率的に行うため、診療科
ごとの派遣状況(常勤医師、副業・兼業)を適切に把握する仕組みの構築について
検討し、現在の状況を将来にわたる医師派遣の基礎情報として具体的に記載する。
また、医師の派遣状況の把握については、一時的な把握にとどまらず、最新の派
遣状況の把握に努め、特に医師少数地域など医師の地域偏在・診療科偏在が著しい
地域への医師派遣の状況把握と継続的な派遣の要否に係る対応について留意するこ
と。
⑤その他の診療改革に資する係る取組等
上記①~④以外に、診療改革に資する係る取組等がある場合には、当該取組等に
係る具体的に計画等を記載する。
(4)財務・経営改革
上記(1)~(3)に記載した各改革に係る取組等を実現するための財源確保を含め、
収支改善や経営の効率化等に係る取組など、将来にわたり持続可能な大学病院経営に係
る項目について、以下に掲げる各項目を参考として記載する。
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