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【資料1-1】一般用検査薬の一般原則について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38453.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会(令和5年度第8回 3/11)《厚生労働省》
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2.血液検体のOTC検査薬活用に向けた環境整備
⓭薬剤師が適切に指導していると説明があったが、医薬品の販売実態調査結果のp.15にて、コロナ抗原キット
の提供状況が販売時に使用者の状況がとれていたのが6割のみ。薬局では65%のみ。現状は確認がなされて
おらずゆゆしき問題。店舗販売業でもそういう状況であり、現状はできておらず、対応が不十分だと考えている。
陰性だといって病院に来る人の半分は陽性。キットが有効に使われなければ意味がない。磯部さんから技術革
新があったと説明があったが、10年間でどのくらい技術革新があって、業界として何を取り組んだのか。しっかり
確実なことを考えていく必要がある。完全に反対しているものではないが、10年たったからOKではなく、しっかり
建付けを作っていくべき。
⓮薬局で薬剤師さんがいるところで検査すべきではないかと思う。OTC化することのメリットもあると思うが、ある程
度限定が必要になると思う。
⓯オンライン診療の重要性とOTCを一緒に考えてはいけないと思う。オンライン診療は技術革新により精度が上
がっているなかで、必ずしもOTCを使わなければならないのか?そういうのを使わなくてもよくなるのではない
か?患者自身が自分を傷つける行為は訓練がいる。広く用いられるものではないんだという認識の中で、代替
の通信技術が出てくると思う。一つの方法だけに固執するのは避けるべき。
⓰結果についてどのような説明を行うのか、ジャンク情報をどう排除していくか。変なサプリメントに誘導するとかそう
いったことがないように制度作りが必要。医療費を圧迫しないように。

上記意見を踏まえた「血液検体を用いる」OTC検査薬提供体制の建付け
- 毎年継続研修を受けている専門性の高い薬剤師がいる施設から提供する体制へ -

■高度管理医療機器等販売業許可をもつ薬局・店舗販売業(薬剤師勤務)

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