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【参考資料2】全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋(改革工程)(令和5年 12 月 22 日全世代型社会保障構築本部決定) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37463.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第174回 1/19)《厚生労働省》
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つつ、長期収載品の保険給付の在り方の見直しを行う。
◆ 診療報酬改定、介護報酬改定、障害福祉サービス等報酬改定の実施
・ 令和6年度の診療報酬改定については、医療現場で働く方の賃上げのための措置
や適正化・効率化の取組などのメリハリのある対応を行うとともに、薬価等改定に
おいては、医薬品のイノベーションの更なる評価や後発医薬品等の安定的な供給確
保への対応などを行う。
・ 令和6年度介護報酬改定と障害福祉サービス等報酬改定については、介護や障害
福祉の現場で働く方々の処遇改善を着実に行いつつ、サービスごとの経営状況の違
いも踏まえたメリハリのある対応を行う。
◆ 入院時の食費の基準の見直し等
・ 入院時の食費の基準について、食材費等の高騰を踏まえた対応を行う観点から、
低所得者の負担水準に配慮しつつ、必要な見直しを行う。
・ 介護施設の光熱水費の基準費用額について、在宅で生活する者との負担の均衡を
図る観点から、必要な見直しを行う。
◆ 生活保護制度の医療扶助の適正化
・ 医療扶助の適正実施に向け、多剤投薬に着目したレセプト点検の対象範囲を拡充
しつつ、引き続き、薬剤師等による専門的な見地からの訪問指導等を行うなど、多
剤服薬者に対する医薬品の適正使用に係る取組を実施する。
・ また、2023 年度中に導入されるオンライン資格確認の仕組みを活用して、早期に
被保護者の頻回受診の傾向を把握し、助言等を行うことで、適正な受診を促す取組
を試行的に実施する。

<② 「加速化プラン」の実施が完了する 2028 年度までに実施について検討する取組>
(生産性の向上、効率的なサービス提供、質の向上)
◆ 医療DXによる効率化・質の向上
・ 保健・医療・介護の情報を共有可能な「全国医療情報プラットフォーム」を構築
するとともに、標準規格に準拠したクラウドベースの電子カルテ(標準型電子カル
テ)の整備を行う。カルテ情報を医療機関間で電子的に共有することにより、医療
機関の事務負担が軽減されるとともに、過去の治療や薬剤情報等が切れ目なく共有
されることで、日常の診療から、救急医療・災害医療においても、より質が高く安
全な医療を効率的に提供することが可能となる。また、医療機関や薬局間で、薬剤
情報をリアルタイムで共有できる電子処方箋について、医療DX各分野との有機的
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