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参考資料5 第5回がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(令和5年12月1日)資料1 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37348.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第15回 1/15)《厚生労働省》
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持ち回り協議のみ行い、リアルタイムでのエキスパートパネルを
必要としない症例について②
持ち回り協議のみ行い、リアルタイムでのエキスパートパネルを必要としない症例の条件(現行の事務連絡)
1 遺伝子異常(※1)が検出されなかった場合
2 検出されたすべての遺伝子異常(※1)が、以下の(1)~(4)のいずれかに該当する場合
(1)「次世代シークエンサー等を用いた遺伝子パネル検査に基づくがん診療ガイダンス(※2)」におけるエビデンスレベルAの遺伝
子異常
(2)同ガイダンスにおけるエビデンスレベルRの遺伝子異常
(3)高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)
(4)高頻度腫瘍遺伝子変異量(TMB-High)
(※1)ここでの遺伝子異常には意義不明変異(VUS)は含まれない。
(※2)日本臨床腫瘍学会・日本癌治療学会・日本癌学会の3学会合同で策定されたガイダンスの改定第2.1版。

持ち回り協議のみ行い、リアルタイムでのエキスパートパネルを必要としない症例の条件の改定案(イメージ)
1 病的バリアントが検出されなかった場合
2 検出されたすべての病的バリアントが、以下の(1)~(4)のいずれかに該当し、かつ二次的所見が見つからない又は疑われない場

(1) 「次世代シークエンサー等を用いた遺伝子パネル検査に基づくがん診療ガイダンス(※1)」におけるエビデンスレベルに関わら
ず、推奨する薬剤、治験等が無い場合
(※1)日本臨床腫瘍学会・日本癌治療学会・日本癌学会の3学会合同で策定されたガイダンスの改定第2.1版。

(2)同ガイダンスにおけるエビデンスレベルAの病的バリアント
(3)同ガイダンスにおけるエビデンスレベルRの病的バリアント
(4)同ガイダンスにおけるエビデンスレベルB及びCの病的バリアントにおいて、国内外での承認状況やガイドライン等を参考に、中核
拠点病院・拠点病院と連携病院の間で推奨される薬剤又は推奨されない薬剤のコンセンサス(※2)が得られ、リアルタイムでのエ
キスパートパネルでの議論を必要としないと合意が得られているバリアントと薬剤の組み合わせをリスト化して中核拠点病院・拠点
病院と連携病院において共有している場合
(※2)国内および海外のガイドライン等や関連学会の推奨等を参考に、中核拠点病院・拠点病院と連携病院の間で形成されるコンセンサス。

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