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内閣、デジタル、復興、外務・経済協力係関係予算 (11 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2024/seifuan2024/index.html
出典情報 令和6年度予算政府案(12/22)《財務省》
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外交関係予算のポイント
令和6年度予算編成の基本的な考え方
1.外務省予算については、厳しい国際情勢を踏まえ、安全保障対応と邦人保護、
警備体制等を強化(対前年度+298 億円)するとともに、ODAは民間資金等
を活用した効果的な事業等に厚く配分するなど、総額 7,417 億円を計上して
おり、令和5年度補正予算(2,701 億円)と合わせ1兆円台の予算措置。
2.新たな開発協力大綱の下、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を戦略的
に目指し、また多様な課題を抱える脆弱国には「人間の尊厳」を守るきめ細や
かな開発協力を行う。その際、ODAを呼び水としつつ、我が国の民間企業を
含め多様な主体の参画を促し、連携していくことが重要であり、新たな時代の
流れに即したODAを目指す。一般会計ODA予算は、令和5年度補正予算と
合わせ 8,934 億円と、昨年同様近年でも最大規模。



外務省予算
(単位:億円)
項 目
5年度
6年度
増 減
7,389
7,417
+28(+0.4%)
外務省予算
(当初)
(注)
7,560
7,417
▲143(▲1.9%)
10,062
10,118
+56(+0.6%)
外務省予算
(当初+前年度補正)
(注)
10,233
10,118
▲115(▲1.1%)
(注)上段は特殊要因除き、下段は総額。いずれも、システム関係経費のデジタル庁計上分(5年度
125 億円、6年度 160 億円)を含む。



国家安全保障戦略の着実な実施に向けた対応等

厳しい安全保障環境はもとより、ウクライナ侵略・中東情勢等の外交環境に対応するため、
国家安全保障戦略の着実な実施に向けた対応を強化。具体的には、
・ 情報セキュリティ基盤を強化するとともに、AIを積極的に活用し、偽情報の拡散に対
抗することにより、情報戦を戦い抜くための予算の確保、
・ 同志国の安全保障上の能力・抑止力向上のため、軍等に沿岸監視レーダー等の資機材提
供やインフラ整備支援等を行う政府安全保障能力強化支援(OSA)のための予算の拡充
等を行った。
5年度
6年度
○ 情報戦への対応(情報セキュリ
222 億円

290 億円
+68 億円
ティ関係)
(+30.6%)
○ 情報戦への対応(偽情報対策)
21 億円

25 億円
+4 億円
(+18.9%)
○ OSA
20 億円

50 億円
+30 億円
(+152.3%)

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