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【3-3】新型インフルエンザ等対策政府行動計画の改定に向けた意見 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36738.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第81回 12/22)《厚生労働省》
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(初発の感染事例の探知能力の向上と迅速な初動の体制整備)
②初動対応については、未知の感染症が発生した場合や感染症が国内
で発生した場合も含め様々なシナリオを想定し、初発の探知能力を
向上させるとともに、初発の感染事例を探知した後速やかに政府と
して初動対応に動き出せるように体制整備を進める。
・関係者や国民への普及啓発と訓練等を通じた不断の点検・改善
(関係者や国民への普及啓発と訓練等を通じた不断の点検・改善)
③感染症危機は必ず起こり得るものであるとの認識を広く感染症対
策に携わる関係者や国民に持ってもらうとともに、次の感染症危機
への備えをより万全なものとするために、多様なシナリオや実施主
体による訓練の実施等を通じて、平時の備えについて不断の点検・
改善を行うことが重要である。
・医療提供体制、検査体制、ワクチン・診断薬・治療薬などの研究開発体制、リスクコミュニケーションなどの備え

(医療提供体制、検査体制、ワクチン・診断薬・治療薬などの研究開発
体制、リスクコミュニケーションなどの備え)
④感染症法や医療法等の制度改正による医療提供体制の平時からの
備えの充実をはじめ、新型コロナ対応の経験を踏まえ、有事の際の
速やかな対応が可能となるよう、検査体制の整備、ワクチン・診断
薬・治療薬等の研究開発促進体制、リスクコミュニケーション等に
ついて平時からの備えを重視した内容を政府行動計画に充実させ
る。
・負担軽減や情報の有効活用、国と地方自治体の連携等のための DX の推進や人材育成等

(負担軽減や情報の有効活用、国と地方自治体の連携等のための DX の
推進や人材育成等)
⑤保健所等の負担軽減、医療関連情報の有効活用、国と地方自治体の
連携の円滑化等を図るための DX(デジタル・トランスフォーメーシ
ョン)の推進のほか、人材育成、国と地方自治体等の連携、研究開
発への支援、国際的な連携等複数の対策項目に共通する横断的な視
点を位置付ける。
(2)有事のシナリオの再整理
次に、
「政府行動計画の改定の基本的な考え方」の第二は、
「有事のシ
ナリオの再整理」である。
次の内容を政府行動計画に適切に盛り込むことで、感染症の種類や
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