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○外来(その4)について 総ー5 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》
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情報通信機器を用いた診療に係る中医協総会等における主なご意見
中医協 総-4
5.11.8

<令和5年5月17日 中医協総会 医療計画について >
○ へき地医療については、資料の52ページ、53ページで紹介されている成功事例を参考にしながら、質の高いオンラ
イン診療や情報通信機器を活用した医療従事者間の連携を推進することが必要。
○ へき地においては、オンライン診療としてD to P with Nが有効であるということはもちろんだが、それ以外にも遠
隔医療として、看護師によるオンラインを活用した療養指導の取組や、へき地にいる看護師が、専門性の高い看護師
に支援、助言を求めるN to Nの形もあり、今後、遠隔医療及びオンライン診療の推進に向けては、幅広く検討してい
くべき。
<令和5年6月21日 中医協総会 外来について(その1)>
○ オンライン診療については質と安全性の確保、患者のプライバシー等がしっかりなされているかが重要。
○ 不適切なオンライン診療を防ぐためには、本年3月にオンライン診療の適切な実施に関する指針が一部改定された
ところ。安全性、必要性、有効性の視点から、学会のガイドライン等を踏まえて、適切な診療を実施しなければなら
ないことや、ホームページや院内掲示等において、指針を遵守した上で実施している旨を公表することなどが追加さ
れたため、これらが遵守されているのかどうかも評価する際の重要な視点となる。
○ オンライン診療は診療を受ける場の選択肢を広げるものであるが、対面を希望する患者には対面診療を提供できる
体制が重要。
○ オンライン診療において、かかりつけ医と薬剤師薬局が適切に連携し医療を提供することが重要。
○ オンライン診療は対面診療と比べ、メリット・デメリット両方があることを踏まえ、適切にオンライン診療の活用
を推進していくべき。医療資源にも保険財政にも限りがあることを踏まえ、上手な医療のかかり方も意識して、患者
が適切にオンライン診療を利用できることが重要であり、動向を注視していくべき。
○ 遠隔連携診療料は算定実績が極めて乏しいので、課題を明らかにしたうえで改めて議論する必要がある。
<令和5年9月27日 中医協基本問題小委員会>
○ オンライン診療について、オンライン診療の適切な実施に関する指針には、睡眠薬の処方は初診では行わないこと
とされているにもかかわらず、情報通信機器を用いた初診に係る傷病名では不眠症が上位にあるなど、不適切な運用
がなされている可能性が示唆されているため、更なる分析を進め、健全な形でオンライン診療を普及させるべき。

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