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資料2 令和7年度医学部臨時定員に係る方針について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36223.html
出典情報 地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(第13回 11/9)《厚生労働省》
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令和7年度医学部臨時定員に係る方針について


令和元年6月に取りまとめられた、「経済財政運営と改革の基本方針2019」において、「2022
年度以降の医学部定員について、定期的に医師需給推計を行った上で、医学部定員の減員に向け、
医師養成数の方針について検討する。」とされた。



その後、「医療従事者の需給に関する検討会医師需給分科会第5次中間とりまとめ」において医
学部定員減員に向けた検討の必要性や、恒久定員内の地域枠設置の重要性等が示され、本ワーキン
ググループにおいても、地域枠等の恒久定員内への設置の方針について検討が行われた。



一方で、令和6年度の医学部定員については、前年度比増が続く結果となっていることから、長
期的な方向性と整合的となるよう、令和7年度の医学部臨時定員を精査する。



このため、令和7年度の医学部臨時定員については、新たな「医師確保計画策定ガイドライン」
で示された方針も踏まえ、
・各都道府県に対して、積極的に恒久定員内への地域枠や地元出身者枠の設置についての大学との
調整の開始を促した上で、
・臨時定員全体の必要性を十分に精査し、とりわけ前年度比増となる意向については、当該都道府
県の医師偏在指標や地域枠医師の配置・運用状況、医師養成過程における教育・研修環境の体制、
医学部定員の欠員状況等を慎重かつ丁寧に精査し、
・必要に応じ、臨時定員を希望する都道府県・大学に対し、臨時定員の必要性について有識者も含
めた検討の場でヒアリングを実施する等、地域における医師の確保に真に必要な範囲で臨時定員
の設置を認めることとした上で、
・令和元年度の医学部総定員数(9,420人)を上限とし、令和6年度の枠組みを暫定的に維持する
こととする。



令和8年度以降の医学部臨時定員については、各都道府県・大学の医師確保の現状を踏まえた臨
時定員の設置の方針も含めて、改めて検討する。

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