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入-3参考2入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討結果(とりまとめ)(案) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00217.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第10回 10/12)《厚生労働省》
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令和5年度特別調査の結果について(1)③
DPC/PDPSに係る令和5年度特別調査の結果報告について(令和5年9月6日入院・外来分科会資料抜粋)
5.調査結果
(1)適切なコーディングについて
<コーディングテキストの活用について>
○ ICD分類、DPCコードの選択に不明な点がある場合に参照している。
○ 医師へ提案、相談をする際に、コーディングテキストの内容を提示している。
○ 主に事例集を活用している。
○ 検証用途での利用に重宝している。
○ コーディング委員会の参加者に配布し、それに基づく検討を行っている。

<その他>
○ 適切なコーディングに向け取り組みを進めており、現在は「部位不明・詳細不明コード」の使用割合は10%未満となっている。
○ 調査結果を受け、改めて検討し直したところ、多くがミスコーディングあるいは分類不十分であった。
【医療機関からの聴取内容】
● 基本的に医師に病名をつけてもらい、医事部門や診療情報管理部門で確認している。部位不明・詳細不明コードの場合、医師
に確認するようにしているが、基本的に医師の判断でコードを選択した結果としてこうなっている。コーディング委員会は医師も
参加しているが、若い医師の参加が中心。ベテランの医師の参加は少ない。
● コーディグの確認が不足していたことが主な理由。診療情報管理士は勤務しているものの、配置上指導、管理の立場について
おり、担当部門の知識、経験が不足していたことも要因。部位不明・詳細不明コードの使用割合は0%になることはないが、10%
未満は達成できる見込み。適切なコーディングのためには医師の理解も重要と認識しており、院内で取り組みを進めていきたい。

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