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費ー1参考3-2○制度見直しに関する検討(その2)について (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182080_00016.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第65回 10/4)《厚生労働省》
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ICERに過度に依存した評価では
低侵襲手術が患者にもたらす価値を十分に反映できない


参考資料5

医療機器の特徴の一つである低侵襲手術では、一般的に認識される周術期のベネ
フィットが大きい一方、QOL値として補足することが難しいため、ICERを用いた分析で
は十分な評価ができない


低侵襲性がもたらす価値のうち、次の
ものはICERに反映される


入院日数や合併症の削減
・・・医療費の削減



短期的な痛みや不安の低下
・・・QOL値の上昇



一方、次のような身体・精神・生活上
のベネフィットはEQ-5Dでは測定が困
難なため、ICERには十分に反映され
ない


手術に対する恐怖の軽減



休業・体力低下等による収入減少・
支出増加の抑止



スポーツができないことによるアイデン
ティティ喪失や機会損失の抑止



目立つところに残る手術の傷跡による
コンプレックスの軽減

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