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03資料1新型コロナワクチンの接種について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34645.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第49回 8/9)《厚生労働省》
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変異株の発生動向①
民間検査機関の検体に基づく亜系統検出の推定

国内で流行している主な変異株(感染研)
XBB.1.16系統
(下位系統(FU系統等)
含む)

XBB.1.9系統
(下位系統(EG系統、
FL系統等)含む)

XBB.1.5系統
(下位系統含む)

XBB.2.3系統
(下位系統(GE系統等)
含む)

※8/4 (金)に公表(感染研HP)
(7月31日時点)

第124回(令和5年8月4日)
新型コロナウイルス感染症対策
アドバイザリーボード
事務局提出資料

資料2-1

第32週ではOmicron (XBB.1.9*) が37%、
Omicron(XBB.1.16*) が36%、
Omicron(XBB.2.3*)が15%、
Omicron(XBB.1.5*)が8%、
Omicron (XBB*)が4%を占めると推定される。

・感染者増加の優位性や免疫逃避に関する知見があるが、現時点で他のオミクロンの亜系統と比較して公衆衛生上のリスク増加につながる証拠はない。
また臨床的・疫学的な知見は十分ではない。
・アフリカ、中東地域を除き割合が上昇しているが、世界的に他の亜系統から急速に置き換わる傾向はみられない。早期に割合の増加が見られたインドとシン
ガポールからの報告では重症度の上昇の兆候は見られない。
・感染者増加の優位性に関する知見があるが、臨床的・疫学的な知見はまだ十分ではない。
・欧州等で割合の上昇が見られていたが4月半ばごろから世界的に割合は横ばいとなっている。検出されている国において重症度の上昇の兆候は見られない。
・感染者増加の優位性や免疫逃避に関する知見があるが、重症度の上昇の兆候は見られず、現時点で他のオミクロンの亜系統と比較して公衆衛生上のリスク増
加につながる証拠はない。また臨床的・疫学的な知見は十分ではない。
・米国を中心に世界中で割合の増加が見られていたが、3月下旬ごろから世界的に減少傾向にある。
・2月以降、XBB.2系統の割合が世界的に上昇しており、うち約75%をXBB.2.3系統とその亜系統が占めている。特にインド、シンガポール、韓国、米国から多く
報告されている。
・感染者数増加の優位性が指摘されているが、現時点ではいずれの国でも既存の亜系統からの急激な置き換わりは見られていない。
・シンガポールからの報告では、既存のXBB系統の亜系統と比較して重症度、死亡率に差はないとしている。

※XBB系統は、オミクロンBA.2系統の組換え体。Omicron(XBB*)は、XBB.1.16*、XBB.1.9*、XBB.1.5*、 XBB.2.3*以外のXBB系統(*下位系統を含む)FY系統はXBB.1.22.1系統の下位系統。 7