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03資料1新型コロナワクチンの接種について (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34645.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第49回 8/9)《厚生労働省》
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2.本日の論点:接種の対象者等について
まとめ


令和5年度の新型コロナワクチンの接種については、2月の接種の方針を踏まえ、接種の目的及び対象者は以下の通り。
● まずは重症者を減らすことを目的とし、高齢者など重症化リスクが高い者を接種の対象とする。
● 重症化リスクが高くない者であっても、重症者が一定程度生じており、接種機会を確保することが望ましいことから、全ての
者を接種対象者として、接種機会を提供する。



現在実施している接種の公的関与の規定(努力義務及び接種勧奨)適用の状況は以下の通りである。
・ 初回接種・・・・・・・・・・・・・・・接種可能な全ての年齢
・ 追加接種(令和5年春開始接種等)・・・高齢者等重症化リスクの高い方

【諸外国等の状況について】
⃝ WHOは、声明において、高齢者等については更なる追加接種を推奨する一方、健康な乳幼児、小児、成人等に対する更なる追
加接種は推奨せず、健康な乳幼児、小児については、初回接種を含め、疾病負荷等を踏まえ各国において検討すべきとしている。

【我が国におけるオミクロン株の流行状況】
⃝ 年齢別の重症化率や致死率については、令和4年1月~8月の間において、高齢者の重症化率や致死率が高い一方、それ以下の
世代については重症化率や致死率は低い状況にある。

事務局案
【接種の対象者について】
⃝ 本年3月の分科会において示された令和5年秋開始接種の対象者について、WHOの声明や我が国における流行状況等を踏まえ、
引き続き、重症者を減らす目的のもと、高齢者など重症化リスクが高い者を接種の対象としつつ、その他の全ての者については接種
機会を提供する(公的関与の規定を適用しない) こととしてよいか。
【公的関与の規定の適用について】
⃝ 令和5年秋冬の接種の目的が重症化予防とされており、重症化リスクの高くない者に対しては接種の機会を提供することとされて
いることを踏まえ、秋以降の接種における初回接種の公的関与の規定は重症化リスクの高い者にのみ適用することとしてはどうか。
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