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資料2 超音波検査による乳がん検診の有効性を検証する比較試験(J-START)の進捗状況について. (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34640.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第39回 8/9)《厚生労働省》
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CQ1 Hand-Held (用手的) 超音波検査は乳がん検
診として推奨されるか ?

@ [マンモグラフィ併用の場合 | マンモグラフィと超音波検査の併用検診は感度上昇, 早期乳
癌の発見に有用であり適切な精度管理が行われるならば, 行うことを有弱く推奨する。

推奨の強さ : 2, エビデンスの強さ : 中, 合意率 : 949% (45/48)

@ [超音波検査単独の場合] 超音波検査単独の乳がん検診は, マンモグラフィ検診との比較で
優位性を証明するエビデンスが乏しいため, 行わないことを騰く推奨する。

推奨の強さ : 3, エビデンスの強さ : 中, 合意率 : 87% (40/46)

推奨におけるポイント

圏マンモグラフイィと超音波検査との併用検診は早期乳癌の発見率上昇に寄与するが, 死亡率の減
少につながるかは検証の途上である。

田超音波検査単独の検診ではマンモグラフィイィ単独の検診との比較で優位性を示すエビデンスはな
い。

田40歳未満の受診者に対しては, マンモグラフイィ検診, 超音波検診, 両者併用検診のいずれも判
断の材料がないため, 推奨を行っていない。

日本乳癌学会編: 乳癌診療カイドライン 診断編 2022年版 金原出版: 2022

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