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資料3 全ゲノム解析等に係る令和2年から令和4年度までのAMED研究報告 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34345.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会 全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第16回 7/226)《厚生労働省》
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研究を通して見えた課題
主な課題
EDC入力

具体的な内容
⚫ EDC入力の負担軽減の方策

臨床的有用性

⚫ 診断などに有用である可能性、新たなdruggable変異を発見できる可能性
⚫ 現時点では、治療薬のある遺伝子はパネル検査に含まれているので、全ゲ
ノム検査の結果から新たに治療薬が判明することは希である
⚫ 遺伝性の腫瘍性・非腫瘍性疾患原因遺伝子を検出した際の対応
⚫ 臨床実装に向けては、がん種などの対象設定が必要
⚫ 診療に活用する場合にはCDx,パネル検査等による確認が必要
⚫ 確認検査が必要という現状では、WGSで検出された (CGPでは確認ができ
ない) 遺伝子異常については、臨床活用が難しい。
⚫ 確認検査の費用負担について(医療機関負担でCGP検査を行う場合は研究
費が不足)
⚫ 構造異常など確認検査ができない変異への対応

研究的有用性

⚫ 全ゲノム解析でしか見つからないがん特異的なバリアント(構造異常含
む)の発見のため、引き続き、データの蓄積と臨床研究の実施。

倫理的課題

⚫ 倫理専門家との連携、PPIの強化
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