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費-1参考2○費用対効果評価専門組織からの意見について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182080_00013.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第62回 7/12)《厚生労働省》
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14 不確実性の取り扱い
14.1

分析の設定等が一意に定まらず、それらの違いが結果に影響を与える可能性
がある場合は、複数のシナリオに基づいた分析を行う。

14.2

分析期間が長期にわたり不確実性の大きい状況では、臨床研究のデータが存
在する期間を分析期間とするなど、より短期の分析もあわせて行う。

14.3 「5.」において比較対照技術との比較試験が存在しない場合、特に単群試験の
結果同士を比較した場合は、不確実性が大きいので十分に広い範囲での感度
分析を実施する。

14.4

推定値のばらつきの大きなパラメータ、実際のデータではなく仮定に基づき
設定したパラメータ、諸外国のデータで国内のデータと異質性を有する可能
性があるパラメータ等については、感度分析の対象とする。

14.5

推定値のばらつきのみが問題となる場合 ( パラメータの不確実性を取り扱う場
合 )、感度分析で動かす幅としては、95% 信頼区間などを参考に設定する。

14.6

確率的感度分析 (Probabilistic sensitivity analysis: PSA) もあわせて実施するこ
とが望ましい。その場合、使用したパラメータの分布についても明らかにす
るとともに、費用効果平面上の散布図と費用効果受容曲線 (Cost-effectiveness
acceptability curve: CEAC) を提示する。

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