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資料1:第1回検討部会における指針関係の主なご意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33854.html
出典情報 医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師等確保基本指針検討部会(第2回 7/7)《厚生労働省》
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看護需要が増大する一方で、18 歳人口が減少していくので、専門職としての看護の
魅力を積極的に伝える努力が必要。
○ 看護学生の能力差は非常に大きいため、ワンライセンスで括るのは難しい。特定行
為研修修了者など、資格取得後に階層化されていくが、国家試験のレベルも考えた方
が良く、国家試験の在り方自体も若干考えた方が良いという感想を持っている。
○ 外国人の存在は無視できないので、指針の中で触れて検討すべき。外国人材をより
活用すべきだし、資格の取得のしやすさも考えるべき。


理論と実践を結びつけて効果的な教育を展開できる教員の確保が重要であるととも
に、実習指導者の資質向上と実習施設の拡大も必要。
○ 看護教員は、負担が大きく、離職率が高いため、講習会にも参加しにくくなってい
る。看護教員の確保と質の向上に向けてどうしていくべきか、検討すべき。
○ 18 歳人口の減少によって、今後、看護学生の減少が予想される中で、地域において
優秀な教員や実習施設を安定的に確保し、看護師等を安定的に養成できるよう、地域
の学校養成所関係者間で議論を行っていくべき。
○ 看護師等養成所と臨床現場の関係者の相互の交流については、上手くいくかどうか
は、それぞれの看護管理者による。病院・学校の相互の交流によって、お互いレベル
がアップしていく体制を取れるようにすることが望ましい。


看護系大学については、看護学の体系化に果たす役割が大きく、大学院教育とあわ
せて、引き続き、その充実の推進が必要。
○ 大学や大学院を卒業した看護師がすぐに現場に出られるような教育をカリキュラム
の中に入れていくべきではないか。
○ 看護の質の向上のためには、大学における4年間の教育が非常に重要。直近におけ
る新卒看護職員の離職率は、全体では 10%を超えているが、看護系大学協議会の調査
では3%を切っており、大学教育の成果が出ていると考えている。
○ 助産師・保健師については、大学院化が進んでいるので、質の向上という点で明文
化すべき。

【③病院等に勤務する看護師等の処遇の改善関係】


夜勤負担の軽減のため、複数を主として月8回以内の夜勤体制の構築が重要。二交
代であれば、仮眠時間の確保も重要。勤務間インターバルの確保も進めていくべき。
○ 看護人材確保法第1条では、病院等と並行して、居宅が位置づけられているため、
③病院等に勤務する看護師等の処遇の改善関係等について、訪問看護に従事する看護
師の観点から記載すべき点があるかを検討すべき。


看護師等の資質の向上や処遇改善は全くそのとおりで、必要。一方、病院の職種の
中で最も処遇改善が進んでいるのは看護師であり、ME(臨床工学技士)や介護・福祉
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