よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


薬-2○関係業界からの意見聴取について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00065.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第203回 7/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2024年度薬価制度改革に向けて


ドラッグ・ラグ/ロスの再燃を防ぎ、日本の患者さんが今後も最先端の新薬を他国に遅れることなく保険診療で利
用可能とするためには、日本市場の国際競争力を高め、国内外の企業の投資を惹きつけるための総合的な
対策が必要。



総合的な対策を構成する要素には、産官学による創薬エコシステム構築、ベンチャー企業支援、治験環境整
備、国際的に調和のとれた薬事規制等の各種政策があるが、なかでも、新薬創出サイクルを促進する薬価制
度への改革は最も重要な要素。
薬価制度改革を通じて目指すべきこと
目指すべき姿

現状

• 海外先進国と同様に、特許期間中の新薬の薬価
が原則として維持される

• 制度上、必然的に生じる薬価差の存在を理由に、
半数の新薬の薬価が毎年低下し得る

• 収載時の薬価算定において、新薬の価値が適切に
薬価に反映される

• 現行の算定方法では、新薬の価値が適切に薬価に
反映されない場合がある

• 国際水準である一桁台の市場成長率が期待できる

• 主要国の中で日本のみマイナス成長が予測され、
市場の魅力の低下につながっている
2