-
2009年10月07日(水)
[意見募集] 税制改正に伴い、所得補足について国保法施行令等を一部改正
-
厚生労働省は10月7日に、国民健康保険法施行令等の一部を改正する政令案及び関係告示の一部改正案に対する意見募集を開始した。
改正の趣旨は、平成20年度及び21年度の地方税制改正において、上場株式等の配当所得の申告分離課税、上場株式等の譲渡損失と上場株式等の配当所得との間の損益通算の特例及び特定の土地等の長期譲渡所得の特別控除が創設されたことに伴い、国民健康保険法施行令等について規定の整備を行うもの、で・・・
-
2009年10月05日(月)
[DPC] 新たな機能評価係数設定に向けた議論進む 中医協・DPC分科会
-
厚生労働省が10月5日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、救急医療体制や診療ガイドライン準拠体制を新たな機能評価係数とできるか否かなどについて議論を行った。
医療機関の調整係数が段階的に廃止されることに伴い、新たな機能評価係数導入の議論が進んでいる。その一環として、「次期改定で導入すべきか検討するために更なる調査が必要」とされていた救急医療体制と診療・・・
-
2009年10月01日(木)
[薬価基準] セチリジン塩酸塩錠など2品目を収載
-
厚生労働省が10月1日付で地方厚生(支)局医療指導課等に宛てて出した事務連絡で、薬価基準の一部改正に関するもの。
今回収載されたのは、内用薬2品目で、セチリジン塩酸塩錠5「NUP」5mg(33.10円)とセチリジン塩酸塩錠10「NUP」10mg(99.50円)(p2参照)。これにより、薬価基準に収載された医薬品は内用薬9704品目、注射薬5010品目、外用薬3419品目、歯科用薬剤50品目の計1万8183品目となった(p1参照)。
-
2009年10月01日(木)
[一時金] 保険証の資格喪失でも出産育児一時金は支払う 政府
-
政府は10月1日に、参議院議員から提出された出産育児一時金等の医療機関等への直接支払制度に関する質問に対する答弁書を公表した。
参議院議員は、「保険証の資格喪失などの場合でも、参加医療機関及び助産所に責がなければ、一時金を支払うようにすべきではないか」などと質問。これに対して政府は、「医療機関等から特段の申出がない限り、資格喪失前の医療保険者から当該医療機関等に対し、出産育児一時金等が支払われる取・・・
-
2009年09月30日(水)
[診療報酬] 特定保険医療材料の改正に関する医療課長通知
-
厚生労働省が9月30日に地方厚生(支)局医療指導課長等に宛てて出した、「特定保険医療材料の材料価格算定に関する留意事項について」の一部改正に関する通知。
通知では、「特定保険医療材料の材料価格算定に関する留意事項について」(平成20年3月5日発出通知)のうち、I「診療報酬の算定方法」の3「在宅医療の部以外の部に規定する特定保険医療材料に係る取扱い」に、(82)として「植込み型心電図記録計」に関する事項を加・・・
-
2009年09月30日(水)
[診療報酬] 検査点数の改正に関する医療課長通知
-
厚生労働省が9月30日に地方厚生(支)局の医療指導課長等に宛てて出した、検査料の点数の取扱いに関する通知。
通知では、「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について」(医療課長通知)のうち、(1)D007血液化学検査の28:シスタチンC精密測定に「EIA法」を加える(2)D023微生物核酸同定・定量検査の5:淋菌及びクラミジアトラコマチス同時核酸増幅同定精密検査のイに「TMA法による同時増幅法並びにHPA法・・・
-
2009年09月30日(水)
[材料価格] 来年度改正では内外価格差是正などが論点 中医協・材料部会
-
厚生労働省が9月30日に開催した、中医協の保険医療材料専門部会で配付された資料。この日は、平成22年度特定保険医療材料制度の検討に当たっての論点(案)について議論を行った。
論点案では、基本的な考え方とし「内外価格差の是正」と「イノベーション評価」の2点をあげている。具体的内容としては、(1)内外価格差の是正(2)イノベーション評価(3)機能区分の見直し(4)安定供給に係る方策(5)一定幅(6)歯科用貴金・・・
-
2009年09月30日(水)
[診療報酬] 基本方針待たず重大課題の議論進める 中医協・基本小委
-
厚生労働省が9月30日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、周産期・救急について議論を行ったが、基本小委では、社保審の基本方針決定を待たず「重大な課題」について先に議論を進める方針を遠藤委員長が説明している。
厚労省から、周産期医療体制の確保と救急医療機関の支援についての論点が示され、これを了承(p3~p16参照)。論点の中では、周産期・救急のベッド確保のために、危・・・
-
2009年09月29日(火)
[一時金] 出産育児一時金の直接支払いを猶予 厚労省
-
厚生労働省は9月29日に、出産育児一時金の医療機関への直接支払制度の実施を猶予する方針を発表した。健保や国保の被保険者・被扶養者が出産したとき、保険者から出産育児一時金が給付される。正常分娩は保険給付の対象とならないが、妊婦等の経済的負担を軽減するために給付されるものである。政府は平成21年10月から支給額を42万円(4万円引上げ)とし、直接医療機関へ支払う制度へと変更した。
しかし、保険者から医療機関・・・
-
2009年09月28日(月)
[国保] 平成19年の国保医療給付費は17兆円 厚労省
-
厚生労働省は9月28日に、平成19年度国民健康保険事業年報を公表した。資料によると、平成19年度の保険者数は1969(市町村国保1804、国保組合165)、被保険者数は5072万4000人(市町村4688万1000人、組合384万3000人)となり、被保険者数は平成17年度をピークに減少していることなどがわかった(p53参照)。
また、平成19年度の医療費は20兆404億円で、保険給付と高額療養費の合算である医療給付費は17兆2102億円、医療給付・・・
-
2009年09月25日(金)
[診療報酬] 医療事故防止のため、品名変更した新名称の医薬品を収載
-
厚生労働省が9月25日付で地方厚生(支)局医療指導課等に宛てて出した事務連絡で、薬価基準等の一部改正に関するもの。
今回は医療事故防止対策等を強化し、より一層の安全対策の推進を図るため、品名を変更した新名称の医薬品として、内服薬530品目、注射薬381品目、外用薬241品目、歯科用薬剤8品目が薬価基準の別表に収載された。これにより、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9702品目、注射薬5010・・・
-
2009年09月25日(金)
[DPC] DPC評価分科会がデータ提出遅れを厳しく批判
-
厚生労働省が9月25日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、前回に引続き医療機関からヒアリングを行った。
今回のヒアリング対象項目は、(1)データ提出遅れ(2)DPC導入後の診療内容の変化(3)抗生物質使用状況―の3点(p4~p7参照)。
データ提出遅れの理由としては、(1)パソコンの故障やデータ精査に時間がかかった(2)消印日と提出日の勘違い―などがあげられてい・・・
-
2009年09月24日(木)
[DPC] DPC評価分科会が後発品使用等について医療機関からヒアリング
-
厚生労働省が9月24日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、DPC全体からかけ離れた状態となっている医療機関に対しヒアリングを行った。
ヒアリング対象項目は、(1)再転棟(2)DIC(播種性血管内凝固症候群)の出現割合(3)敗血症の出現割合(4)後発品の使用状況―の4点。
資料には、4点に加えて再入院についても、かけ離れた状態となっている理由が示されている・・・
-
2009年09月18日(金)
[診療報酬] 来年度改定の審議スケジュール、見通し立たず 基本小委
-
厚生労働省が9月18日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、慢性期入院医療の包括化評価結果やDPCからの特別退出ルールなどについて議論を行った。
慢性期入院医療の包括化評価については、調査分科会から報告を受けた後、これを了承(p3~p23参照)。DPCからの特別退出ルールのポイントは、(1)退出の可否を審査会で審査(2)審査は非公開(p24参照)―の2点。
なお、新政権後初・・・
-
2009年09月18日(金)
[診療報酬] 新機器2件、新検査2件などを了承 中医協・総会
-
厚生労働省が9月18日に開催した、中医協の総会で配付された資料。この日は、(1)新たな医療機器2件など(p3~p7参照)(2)新たな臨床検査2件(p8~p9参照)(3)新たな第2項先進医療1件(p10~p11参照)(4)第3項先進医療から第2項先進医療へ移行される医療4件(p12~p18参照)―などを了承した。
また、当局から新型インフルエンザ流行に伴う診療報酬上の緩和措置について報告を受けた(p21~p30参照)。
-
2009年09月18日(金)
[薬価] 維持特例の導入は規定路線ではない 中医協・薬価部会
-
厚生労働省が9月18日に開催した、中医協の薬価専門部会で配付された資料。この日は、平成20年度改正後の状況についての分析や、業界団体が主張する薬価維持特例などについて議論を行った。
薬価維持特例については、診療側委員から「規定路線なのか」との疑問が提示されたが、遠藤会長は「違う」と明確に否定。また特例導入により特許切れ新薬の価格が下がるが、後発品の扱いをどう考えるのかなどの意見も出された。
また配・・・
-
2009年09月16日(水)
[請求事務] レセプトオンライン化状況届、未回収病院は38へ激減
-
- 「療養の給付及び公費負担医療に関する費用の請求に関する省令の一部を改正する省令」(平成21年厚生労働省令第110号)により期限猶予措置の対象となった病院・薬局の状況について(9/16)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 総務課 カテゴリ: 診療報酬
厚労省は、本年4月にオンライン請求の義務化期限を迎えた病院・薬局のうち、5月請求分においてオンライン請求体制が整っていないところに限り、義務化期限を延長したが、毎月状況届を提出させている。今回は、8月請求分に係る状況届の概要。
概要では・・・
-
2009年09月15日(火)
[新型インフル] 初診料及び再診料の時間外加算について臨時的な対応を通知
-
厚生労働省が9月15日付で、地方厚生(支)局の医療指導課長等に宛てて出した、新型インフルエンザに係る保険医療機関の時間外診療等に関する通知(p1~p2参照)。
これは8月28日付の事務連絡において、夜間の外来診療に係る地域の診療所等との連携の項において依頼し、対応がなされている(p3~p5参照)。
このことを踏まえ、保険医療機関の初診料及び再診料の時間外加算等について、「診療報酬の算定方法の制定等に伴う・・・
-
2009年09月14日(月)
[新型インフル] 入院患者増等による、診療報酬の臨時的取扱いを通知
-
厚生労働省が9月14日に、地方厚生(支)局の医療指導課長等に宛てて出した「新型インフルエンザの流行に伴う診療報酬上の臨時的な取扱い」に関する通知。通知では、入院患者の一時的な急増や職員が罹患することにより入院基本料の施設基準を満たせなくなるおそれがあるため、臨時的な対応として取扱う内容を示し、医療機関への周知を求めている(p1~p2参照)。
資料には、(1)基本診療料の施設基準等及びその届出に関する・・・
-
2009年09月14日(月)
[意見募集] 高齢者医療の確保、レセプトデータ等を公益目的で活用を
-
- 「高齢者の医療の確保に関する法律第16条第2項の規定に基づき保険者及び後期高齢者医療広域連合が厚生労働大臣に提出する情報の利用及び提供に関する指針(案)」に関する意見の募集について(9/14)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 総務課 カテゴリ: 高齢者
資料によれば、厚労省は「高齢者の医療の確保に関する法律」第16条第1項により、全国医療費適正化計画及び都道府県医療費適正化計画の作成、実施評価のため、レセプトデータ等の情報提供を受けている。今回・・・
-
2009年09月11日(金)
[医療費] 平成21年4~5月の医療費総額の伸び率は対前年同期比2.8%増
-
厚生労働省は9月11日に、最近の医療費の動向(概要)の平成21年4~5月号を公表した。資料では(1)制度別概算医療費(2)種類別概算医療費(3)医療機関種類別概算医療費(4)都道府県別概算医療費―について、項目ごとに前年同期との比率をまとめている。
制度別概算医療費のうち、平成21年4~5月の医療費総額の伸び率は、対前年同期比で2.8%の増だった。内訳は医療保険適用分では、70歳未満で1.6%増、70歳以上で3.8%増、公・・・
-
2009年09月11日(金)
[医療費] 処方せん1枚あたりの調剤医療費は8000円台 厚労省
-
厚生労働省は9月11日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成21年4月号)を公表した。
資料では、平成21年4月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は8007円、伸び率は対前年同期比8.1%の増で、大きな制度改正や診療報酬改定の影響を受けていない平成19年度の伸び率と比較すると、その差は2.4ポイントとなっている、としている。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳を見ると、技術料・・・
-
2009年09月10日(木)
[先進医療] 小児がんへのFDG-PET検査が適 7月受付分
-
厚生労働省が9月10日に開催した、先進医療専門家会議で配付された資料。この日は、平成21年7月受付分の先進医療の科学的評価および8月受付分の先進医療の届出状況が公表された。また、先進医療の保険導入および施設基準の見直しに係る検討方法についても議論された。
資料によると、7月受付分の先進医療の新規届出は3件で、このうち小児期悪性腫瘍に対するFDG-PET検査(神経芽腫、軟部肉腫、胚細胞性腫瘍、腎芽腫に限る)が、・・・
-
2009年09月09日(水)
[慢性期入院] 患者分類の妥当性維持との大筋変えず 20年度報告書
-
厚生労働省が9月9日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会で配付された資料。この日は、平成20年度慢性期入院医療の包括評価に関する調査報告書の修正案が示された。
修正案でも、「患者分類の妥当性は維持されている」との大筋に変化はない。前回示された報告書案からの主な修正点は、(1)医療・ADL区分の構成比が経年変化している点について、「在院日数短縮傾向を反映した重症化・・・
-
2009年09月04日(金)
[診療報酬] アボルブカプセルなど10品目を収載 薬価基準
-
厚生労働省が9月4日付で地方厚生(支)局医療指導課等に宛てて出した事務連絡で、薬価基準の一部改正に関するもの。
今回収載されたのは、アボルブカプセル0.5mg(206.50円)、ガデュエット配合錠1番(96.80円)、ラジレス錠150mg(168.00円)など10品目(p2参照)。これにより、薬価基準に収載された医薬品は内用薬9170品目、注射薬4616品目、外用薬3169品目、歯科用薬剤42品目の計1万6997品目となった(p1参照)。
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。