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資料1 全国がん登録及び院内がん登録における課題について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33682.html
出典情報 厚生科学審議会 がん登録部会(第23回 6/19)《厚生労働省》
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全国がん登録情報等の匿名化の定義についての課題への対応策(案)
○他の公的DBとの連結等を見据えた対応として、他のDB等で用いられている基準を参考にしつつ加工基準を具体的に
検討していくこととしてはどうか。

◼ がん登録推進法における「匿名化」の在り方の検討に当たっては、個人の権利利益を確実に保
護した上で、がん登録情報の適正な第三者提供を可能にするため、また、他の公的DBとの連
結等も見据え、個人情報保護法の匿名加工情報相当の加工基準及び他の公的DB等で用いられ
ている基準を参考にしつつ、がん登録推進法における匿名化の加工基準を法令またはガイドラ
イン等で明確化することを検討してはどうか。
➢ 匿名加工情報相当の加工基準や他の公的DB等で用いた基準と同等の整理をしたとしても、
これまでの運用と比べて極度に利用が制限されることは無いのではないか。

➢ 他の公的DB等との連結を見据えると、匿名化された情報の加工基準は他のDB等と同等の
基準とすることが適切ではないか。
➢ 加工基準の考え方をより具体的に整理する際は、次世代医療基盤法のガイドラインに記
載されている基準等も参考に、今後、検討を進めてはどうか。
◼ 識別行為の禁止等の義務についても法令上の整備を行うなど、加工基準の明確化とあわせて、
今後検討してはどうか。
◼ 実際の取扱いについては個別の事例毎に情報の性質等を勘案した判断が求められることから、
今後、運用上の実績を蓄積していくことで、基準の更なる明確化を図ることとしてはどうか。
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