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【参考資料1-1】医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版Q&A(案) (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33201.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会医療等情報利活用ワーキンググループ(第17回 5/24)《厚生労働省》
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11.システム運用管理(通常時・非常時等)
シス11.1章
シQ-26 「11.1 通常時における運用対策表11-1 平常通常時に対応すべき
技術的対応の例の広域災害対策(遠隔地バックアップ等)とあるが」とある
が、「遠隔地」の定義はあるのか。


具体的な定義はありませんが、当該医療機関等が地震等の大災害に見舞われた場合で
も、それらの被害を受けず、安全に保存できると考えられる地域と考えられます。

シス11.1章、企15章第④
シQ-27 システムが停止した場合の診療継続に備え、見読性を確保するために、医療
情報システムにどのような対策を講じるべきか。
A

システムが停止した場合でも、バックアップサーバと汎用的なブラウザ等を用いて、
日常診療に必要な最低限の診療録等を見読できるようにしてください。
またシステムが停止した場合でも、見読目的に該当する患者の一連の診療録等を汎用
のブラウザ等で見読ができるように、見読性を確保した形式で外部ファイルへ出力でき
るようにしてください。

シス11.1章、企15章第④条
シQ-28 大規模災害の発生により、サーバ等が使用できなくなった場合に備えてバッ
クアップ体制はどのように構築すべきか。
A

大規模火災等の災害対策として、遠隔地のデータバックアップを使用した見読機能を
確保する必要があります。電子保存記録のバックアップを遠隔地に保存するとともに、
そのバックアップデータ等と汎用的なブラウザ等を用いて、日常診療に必要な最低限の
診療録等を見読できるようにしてください。

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