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資料1-2 ゲノム情報等を用いたAI創薬ターゲット探索プラットフォームについて (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23993.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第8回 3/2)《厚生労働省》
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背景
 医薬品開発において、小規模臨床試験(Phase-2)でPOC取得(Proof of Concept)に成功するプロジェクトは
30%以下であり、それまでに必要とする期間は平均9年。
 開発の失敗には、動物実験頼りの創薬ターゲット選定や不十分な患者層別化によるものが一因と考えられ、ヒト
データに基づくAIを活用した新たなアプローチが有用と考えられる。

ターゲット選定
~10年

化合物探索・最適化
~5年

前臨床試験
~4年

大規模臨床試験
~5年

小規模臨床試験
~2年

8 . P R I S M 令 和 2 年 度 予 算 内 示 書 の 留 意◆ターゲット選定のミス
事項への対応

◆動物実験頼りのターゲット選択

◆不十分な患者層別化

◆不十分な患者層別化でのターゲット探索







⇒動物モデルでしか効かない薬



10年前のツケ

治療群全体として
有効性が希釈
●創薬ターゲット
(有効性を示す)

ヒトデータに基づくAIを活用した創薬ターゲット選定のための新しいアプローチを開発

 医薬品開発フェーズにおけるAIの活用の状況
AI活用が進んでいない領域

AI活用が進んでいる領域
 Virtual Screening
 computer-aided drug design
 構造活性相関
(構造⇔生物活性・毒性・ADME他)

 AI支援治験患者登録
 バーチャル治験(遠隔モニタリング)
 自動ケースレポート作成

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