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【資料1】テクノロジー活用等による生産性向上の取組に係る効果検証について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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実証テーマ④
導入目的

株式会社チャーム・ケア・コーポレーション

テクノロジーを活用したケアの割合を増やし、削減・効率化できた時間の業務を見直し、 ①従業員満足、②顧客満足の
観点から、人員配置等の適正化を実施することを目的とする。
【①従業員満足】

主なオペレー
ションの変更

主な実証結果

【②顧客満足】

➢ コミュニケーション支援機器をにより、入居者の不安・
➢ 高機能おむつにより適切な回数の夜間のおむつ交換の実現 寂しさの軽減
➢ 睡眠の質の改善と日中の活動の変化
➢ 自動体位変換機器により適切な体位交換回数の実現

➢ 見守り機器等により夜勤業務量の適正化

➢ スマートハウス機器により必要十分な訪室回数の実現
➢ タイムスタディ調査の結果、実証施設全体で、夜間帯
における「休憩・待機・仮眠」が増加し、「巡回・移
動」が減少した。
➢ また、直接介護に係る時間の割合が増加した。

➢ 夜間帯の訪室状況の調査の
結果、夜間帯の利用者1人あ
たりおむつ交換回数※2は減
少傾向であった。

排泄記録調査結果:夜勤帯の
利用者1人あたりおむつ交換回数
(回)
2

職員タイムスタディ調査結果※1
0%

事前 夜

20%

47.6%

40%

60%

1.4

80%

42.8%

n=35

2.2

100%

※2:各調査期間における、夜勤帯におむつ
交換をした利用者の平均おむつ交換回数

1

9.6%
0
事前(6月末) 事後(12月末)

主な実証結果
事後① 夜

52.4%

31.6%

16.1%

➢ ブレーデンスケール(褥瘡に関する評価指標)※3の利用者
別変化は、改善・維持の合計で89.8%となった。
利用者調査結果:ブレーデンスケール

事後② 夜

52.7%

26.2%

21.1%

事前 n=109
事後①n=123
直接介護
間接

休憩・待機・仮眠・
事後② n=108
※1:各5日間の自記式による業務量調査(タイムスタディ)を実施した。
夜間(22時~翌8時)の業務時間を合算し、夜勤職員1人1日に占める業務割合を算出
(注)小数点以下の四捨五入により合計は必ずしも100%に一致しない場合がある。

※3:ブレーデンスケールとは、褥瘡が発生するリスクを客観的に評価するため
の作られた目安(スケール)。6項目で評価。

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