よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料5_経済産業省におけるがん研究支援 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32589.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第10回 4/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

経済産業省のこれまでの支援
④患者層別化マーカー探索技術の開発(事業実施中)

新たな肝がん高危険群患者層別化マーカーの開
発実用化研究(金沢大学 金子周一教授)

免疫応答モニタリングによるがん免疫の全容理解に基づく
新規層別化マーカーの開発(JBIC 上田龍三特別顧問)

イメージ







がん免疫チェックポイント阻害剤はがん免疫療法
として注目を浴びているが、2割程度のがん患者
には高い効果を示すが、半数程度には効果を奏さ
ない。
がん患者の血液やがん局所の免疫状態を解析し、
免疫細胞(CD4陽性T細胞)のがん組織中の割合
が免疫チェックポイント阻害剤の効果に相関する
ことが判明した。
今後は、血液から免疫チェックポイント阻害剤の
効果を予測する診断薬・診断機器の開発を実施し
ていく。

イメージ






肝臓がんは自覚症状が現れにくいため、検査によ
る早期発見が重要であり、また、転移しやすいが
んを見分けて、適切な治療を選択することが重要。
従来の血液検査では、肝臓がんの発症リスクを測
定できていたが、転移のリスクまでは見分けるこ
とができなかった。
本研究では、血液中の別のたんぱく質(LG2m)
を測定することで転移のリスクを高い精度で判定
する技術を開発した。
今後、LG2mを検出する診断薬を開発を進めるこ
とで、肝臓がんの発症と転移リスクの両方を判定
できる新しい血液検査が誕生する。

採択年度

採択年度

2019年(AMED)

2019年(AMED)

8

ページ内で利用されている画像ファイルです。