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資料3_がん研究の状況と主な成果 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32589.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第10回 4/12)《厚生労働省》
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厚生労働学研究費補助金 がん対策推進総合研究事業で得られた成果の例②
「思春期・若年成人(AYA)世代がん患者の包括的ケア提供体
制の構築に関する研究」
H30~R2 実施機関:国立国際医療研究センター

がん診療連携拠点病院等の「AYA支援チーム」に求められる機能は
「患者の捕捉」「ニーズアセスメント」「多職種連携/院外連携」に集約さ
れた(AYA支援モデル)。地域がん診療連携拠点病院等に構築した
「AYA支援チーム」のモデルの紹介やAYAがんの医療や支援の課題(ラ
イフプランにあわせた支援の必要性や多職種連携の必要性など)を、
冊子How to create an AYA support teamにまとめ、公開した。

「がん・生殖医療連携ネットワークの全国展開と小児・AYA世代
がん患者に対する妊孕性温存の診療体制の均てん化にむけた
臨床研究―がん医療の充実を志向して」
R1~R3 実施機関:聖マリアンナ医科大学

各地域におけるがん・生殖医療連携ネットワーク体制の構築を促進するた
めOncofertility Consortium Japan (課題や情報の共有システム)のウェブサイ
ト を構築し、47都道府県が参加した。地域のネットワーク要件について、研究
班で整理を行い、「小児・AYA 世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進
事業」の実施要綱に反映された。
また、がん治療を行う医療機関内の院内体制整備マニュアルの作成および
患者向けのパンフレット(小児がん拠点病院向けの資材含む)を作成し、が
ん・生殖医療ネットワークにおいて広く啓発活動を行った。

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