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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/1021087.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第80回 2/25)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

2月 25 日 第 80 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
ア)新規陽性者数の 7 日間平均は、2 月 23 日時点で約 13,057 人/日に減少したものの、依然として極めて高い
値で留まっており、同規模の感染状況が長期化する危機に直面している。
イ)増加比は、前回の約 82%から今回は約 90%と、2 週間連続して 100%を下回った。現在の増加比が続けば、
1 週間後の 3 月 3 日の新規陽性者数は、0.90 倍の約 11,751 人/日と推計される。もし増加比がわずかでも上
昇すれば、感染の再拡大の恐れがある。また、国外で増加傾向が見られ、感染性がより高いとされているオミ
クロン株 BA.2 が、都内でもゲノム解析で 30 例確認されており、今後の動向を注視する必要がある。
ウ)小中学校の学級閉鎖や、保育園・幼稚園の休園により、欠勤せざるを得ない保護者等が多数発生しており、
社会機能の低下が危惧される。家庭や日常生活において、誰もが、感染者や濃厚接触者となる可能性がある
ことを意識し、自ら身を守る行動を徹底する必要がある。
エ)自分や家族が感染者や濃厚接触者となり、外出できなくなる場合を想定して、生活必需品など最低限の準
備をしておくことを、都民に呼びかける必要がある。
オ)ワクチン接種を検討している未接種の都民に、ワクチン接種は、重症化の予防効果と死亡率の低下が期待
されていることを周知し、今からでもワクチンを接種するよう働きかける必要がある。
カ)ワクチンの効果は、接種から長期間が経過すると低下することが懸念されている。3 回目のワクチン追加接
種は、変異株(オミクロン株)に対しても効果が期待できることから、ワクチンを早期に確保するとともに、
希望する都民に対する接種を推進する必要がある。都は、区市町村と連携し、ワクチン接種を推進するとと
もに、大規模接種会場の設置をさらに進めていくこととしている。
キ)気温が低い中でも換気を励行し、手洗い、不織布マスクを隙間なく正しく着用すること、3 密(密閉・密集・
密接)の回避、人混みを避けて人との間隔をあける等、ワクチン接種後も、基本的な感染防止対策を徹底する
ことが重要である。
ク)東京都新型コロナウイルスワクチン接種ポータルサイト及び国提供資料によると、2 月 21 日時点で、東京

① 新規陽性者数

都のワクチン接種状況は、1 回目、2 回目、3 回目の順に、全人口では 78.7%、78.1%、15.6%、12 歳以上(接
種対象者)では 86.7%、86.0%(3 回目はデータなし)、65 歳以上では 92.7%、92.4%、45.0%であった。
①-2

今週の報告では、10 歳未満 16.7%、10 代 12.4%、20 代 14.7%、30 代 16.6%、40 代 17.2%、50 代 9.7%、
60 代 5.0%、70 代 3.6%、80 代 2.8%、90 歳以上 1.3%であった。
【コメント】
-2-