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資料2-1 高等学校における薬害教育について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00006.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第22回 3/13)《厚生労働省》
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薬害に関する授業例について

被害者の声を聴く

⚫ スモンやサリドマイド被害者の声を視聴


※厚生労働省作成の「薬学を学ぼう」視聴覚教材
[3]被害者の声

◆ 実【生徒の感想(抜粋)】
施校②:大阪府立野崎高等学校
➢ 薬害って言葉、初めて知ったけど、
身近な所でおきるかもしれないと
思うと怖いと思った。この被害者
の方々の声を聞いて、薬に関心を
持とうと思った。
➢ 被害者は悪くないのに、偏見や差
別を受けていてかわいそう。そう
ならないためにも、1人1人ちゃん
と理解するのが必要だと思った。

まとめ

⚫ 国、製薬企業、医療従事者、国民のそれぞれ
の役割をパンフレットやワークシートを用い
ながら解説
⚫ 薬害について新たに知ったこと、考えたこと
や感じたことをワークシートに記入し、振り
返り

生徒の感想

【ワークシート(抜粋)】
➢ 薬害について初めて知ったし、薬を使った人でなく、胎児に影
響が出たり、正しい知識を得てから薬を使うことが大切なんだ
なあと思った。
➢ 「薬だから大丈夫」だと思って飲んだら、その薬のせいで障害
をわずらうのは怖いなと思った(薬だけのせいではないけど)。
障害をわずらった人の子どもにも被害が出る可能性があるのも
怖いなと思った。

アンケートから抜粋

【授業で一番印象に残った内容】

【授業で良かった点】

• 病気を治そうとして薬を使ったのに、体に障害を抱える

• スクリーンを見ながらプリントを書く方法が、授業を受けやすくてよ

ことになってしまったこと。

かった。

• 薬害のせいで、偏見・差別にあったこと。

• プロジェクターを使った説明。

• 安全だと言われている薬でも危険性があって、体に害が

• 薬害で苦労している人がいることを知り、自分の周りにもそういった人

出てしまうことがあること。 など

がいるのかもと考え直す機会になった。

など
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