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参考資料6 「全ゲノム解析等実行計画ロードマップ2021」 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31469.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第14回 3/9)《厚生労働省》
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② 検体保存済みの患者
検体保存済みの患者(新たに同意を得ない場合)については、原則として、解析
の対象としない。例外的に、以下の場合を対象とする。
○別途、全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(以下「専門委員会」という。)
で承認された解析対象。
○以下の4つの条件の全てを満たす症例(※)。
・令和3年度中にシークエンスを実施すること
・既に十分な量の腫瘍検体が保管されていること
・手術等において根治の可能性が低い難治がん(切除不能進行や、再発の可能性が
高いがん等)であること
・解析開始時に生存しており、治療が可能な状態であり、解析結果が診療に活かせ
ること
※ ただし、希少がん(小児がん含む)
、症例数が少なく日本人に特徴的に多いがん(成人 T 細
胞性白血病など)
、AYA 世代のがん、治療抵抗性の難治がんなど、また、症例数が多いもの
の日本人症例における十分なゲノム情報が集積されていないがん種については、日本人が
んゲノムデータベースを基盤として将来的な創薬開発の標的を探索する目的を考慮し、解
析対象とする。

【検体保存済みの患者について、令和3年度の取組】
令和3年度(2021 年度)
実施体制

○患者還元班(体制構築班)
3施設程度
○患者還元班(領域別班)
6領域について、オールジャパン体制で実施
・血液領域
・消化器領域
・婦人科領域
・呼吸器他領域
・希少がん領域 ・小児がん領域

症例数

9,300 症例
(内訳

体制構築班 900 症例、領域別班 8,400 症例)

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