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09【参考資料3】オミクロン株対応2価ワクチン接種後の健康状況調査中間報告(3)(第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会 資料1-7) (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31559.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第45回 3/7)《厚生労働省》
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中和抗体測定の開始と結果の一部
【経緯】
• 国立感染症研究所から供与されたSARS-CoV-2株野生株を用いて
㈱BML川越総合研究所のBiosafety level(BSL)3の検査室におい
て感染研法で3回目追加接種、4回目追加接種、ヌバキソビッド筋注
(初回シリーズおよび追加接種)、オミクロン株対応2価ワクチン
の接種を受けた方の保存血清(12歳以上のみ)の一部で中和抗体の
測定を開始した。
【結果の一部】
• 3回目接種後18人の45検体(接種前、接種1か月後、3か月後)を
用いた起源株の中和抗体価と抗スパイクタンパク質抗体(起源株)
価は相関係数0.801(0.664-0.886)と強い相関を認めた。
• 3回目接種前のオミクロン株BA.5の中和抗体の幾何平均抗体価
(GMT)は3.0倍(47人)であった、3回目接種1か月後は40.0倍
(25人)、4回目接種前(半年後)は10.4倍(149人)であった

(各時点の測定検体は必ずしも同じ被接種者のものではない点は留意が必要。中
和活性検出感度以下(5未満)の検体は2.5倍として幾何平均抗体価を算出した)。

順天堂大学 コロナワクチン研究事務局

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