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資料4-1 感染症定期報告感染症別文献一覧表 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31510.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第4回 3/2)《厚生労働省》
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ID

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感染症(PT)

出典

概要

AABBホームページ.
https://www.aabb.org/
newsresources/news/article
/2022/05/27/regulator
y-update-ttdcommittee-releasesmonkeypox-virusoutbreaksummary#:~:text=AABB
%20reminds%20member
s%20that%20monkeypox
,reports%20of%20transf
usion%2Dtransmitted%2
0cases

規制の更新:輸血感染症(TTD)委員会がサル痘ウイルスの発生の概要を発表
Association for the Advancement of Blood & Biotherapies(AABB)のTTD委員会は、現在進行中のサル痘の発生
に関する動向を引き続き監視している。委員会は会員に向け最新情報を提供するため、サル痘ウイルス発生概要
を作成した。この概要には、最新の背景情報およびドナーに関する考察が含まれており、これには、21 CFR
630.10 およびセクション630.15で要求されているように、ドナーが健康であれば、天然痘およびサル痘に対する
Jynneousワクチンの曝露前接種を受けてもドナー延期を推奨しないと記載されている。AABBは、サル痘が輸血感
染することは知られておらず、輸血感染した症例の報告もないことを会員に喚起する。

ProMED-mail
20220726.8704672

東京都知事は2022年7月25日、日本でサル痘ウイルスの1例目が東京で検出されたと述べた。この感染者はヨー
ロッパから帰国し、現在病院にいる30歳代の男性であると、報告者に語った。「彼には発疹、発熱、頭痛、疲労感
がありますが、現時点では安定した状態にあります」と保健省の幹部は別の報道発表を行った。東京研修医であ
る患者は2022年6月下旬ヨーロッパに行き、後にサル痘陽性が確認された人と接触した後、2022年7月中旬に日本
に帰国したという。当局者は、連絡の性質について詳細を述べず、東京居住者の国籍を特定することを拒否した。
WHOは2022年7月23日に、急速に拡大するサル痘の流行は世界的な保健上の緊急事態であると述べた。2022年
までのところ、75カ国以上で16,000例以上のサル痘症例が発生し、アフリカでは5例が死亡している。このウイルス
は密接な接触を介して広がり、インフルエンザ様症状や膿で満たされた皮膚病変を引き起こす傾向がある。

サル痘

WHO ホームページ.
https://www.who.int/d
ocs/defaultsource/coronaviruse/si
tuationreports/20220725_mon
keypox_external_sitrep_
2_final.pdf?sfvrsn=c41fc
2dd_3&download=true

サル痘の多国間発生に関する国際保健規則緊急委員会は、2022年7月21日に第2回会議を開催した。2022年7月
23日のWHO局長は、国際保健規則(2005年)に沿って、委員会メンバーおよびアドバイザーの見解ならびに他の因
子を考慮した上で、このアウトブレイクは国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態であると宣言し、アウトブレイ
クに関連して一時的勧告を発出した。彼は「新しい伝播様式を介して急速に世界中に広がったアウトブレイクを経
験し、そのことについてわれわれはあまりにも少なく理解しており、国際保健規則の基準を満たすアウトブレイク
は、正しいグループの正しい戦略で止めることができるアウトブレイクである」と述べ、伝播を阻止し、アウトブレイク
を管理下に持ち込むための国々に対する一時的な勧告を出した。
現在、6つのWHO地域すべてでサル痘の症例が報告されている。2022年7月6日に掲載された状況報告以降、東南
アジア地域から確定例が報告された。
アフリカ地域では、サル痘に関する最新のデータから、2021年の同時期と比較して、2022年4月以降の症例が有意
に増加していることが示されており、これは一部には、各国におけるサル痘のサーベイランスおよび臨床検査能力
の向上に起因している可能性がある。この地域でサル痘の疑い例が最も多かったのは2020年であった。

サル痘

FDAホームページ.
https://www.fda.gov/va
ccines-bloodbiologics/safetyavailabilitybiologics/informationblood-establishmentsregarding-monkeypoxvirus-and-blooddonation

サル痘ウイルスと献血に関する血液事業者向けの情報:世界中で輸血を介したサル痘ウイルス感染は報告されて
おらず、輸血による感染のリスクは依然として理論上のものである。 これまでのところ、サル痘症例の大多数は、
他の男性と性交渉を持つ男性において診断されている。血液の安全性に関する現行の予防措置の堅牢性を考慮
し、FDAは血液事業者が献血者に対し、サル痘ウイルスへの曝露の可能性について、追加で特定の質問をするこ
とを推奨しない。FDAはさらに、サル痘ウイルスについて献血者をスクリーニングする臨床の診断検査の使用を推
奨しないことなどについて記載されている。

サル痘

WHO ホームページ.
https://www.who.int/d
ocs/defaultsource/coronaviruse/si
tuationreports/20220824_mon
keypox_external_sitrep4.pdf?sfvrsn=c009d0a_7
&download=true

【問題点】複数国におけるサル痘のアウトブレイクについて、WHOが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態と
宣言したことに関する報告
【概要】原材料の原産国(中国)を含む複数国におけるヒトからヒトへのサル痘感染のアウトブレイクについて、
WHOが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態と宣言した。原材料の動物種(ヒト)からヒトへの既知感染症の
著しい感染頻度の増加に該当する報告である。2022年1月1日から2022年8月22日までにWHOの全6地域の96ヵ国
/領土/地域から検査確定41,664例(中国で3例)および死亡12例(中国で0例)がWHOに報告された。2022年8月10
日に公表された本報告の最新版以降、新規症例13,859例(50%増加)、死亡1例および新たに7ヵ国から症例が報
告された。アウトブレイクは男性の若年層に影響を与え続けており、性別に関する利用可能なデータを有する症例
の98.2%(20,138/20,500)が男性で、年齢中央値は36歳(四分位範囲:30-43歳)である。報告されたすべての感染
タイプのうち、性的接触が最も一般的に報告されており、報告されたすべての感染事象の7,250件中5,954件
(82.1%)であった。

CDC MMWR.
71(2022)1018-1022

○サル痘症例の疫学的および臨床的特徴―米国、2022年5月17日~7月22日
2022年8月4日、米国保健福祉省は米国でのサル痘のアウトブレイクを宣言した。2022年5月17日から7月22日まで
に2,891症例が43の州から報告され、CDCは2022年7月27日までに1,195件の症例報告書を受理した。これらのう
ち、99%の症例が男性であり、入手可能なデータ中94%が症状発症前3週間以内に男性間での性的または密接な
接触があったことを報告していた。保健所により渡航地または地元での感染と分類された241症例のうち178症例
(74%)が地元での感染と分類された。また、5月17日から7月2日までと7月3日から22日までの期間で比較したとこ
ろ、地元での感染例の割合は51%から82%に増加し、黒人の割合は12%から31%に増加していた。HIV感染状況
に関するデータを入手できた334例中136例(41%)がHIVに感染していた。最近ワクチン接種を受けたサル痘患者
のうち、少なくとも1例は1回目のJYNNEOSワクチン接種後3週間以上経過してから発症していた。一般的にサル痘
は発熱性の前駆症状(発熱、倦怠感、悪寒、リンパ節腫脹など)を認めるが、42%の症例では前駆症状がなく、
37%の症例で発熱しなかった。前駆症状の有無に関わらず、臨床医はサル痘に類似する発疹を認めた患者に対
して、サル痘の検査をすべきである。

WHO ホームページ.
https://www.who.int/d
ocs/defaultsource/coronaviruse/si
tuationreports/20221019_mon
keypox_external_sitrep8.pdf?sfvrsn=bb442767_
3&download=true

【問題点】複数国におけるサル痘のアウトブレイクについて、WHOが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態と
宣言したことに関する報告
【概要】原材料の原産国(中国)を含む複数国におけるヒトからヒトへのサル痘感染のアウトブレイクについて、
WHOが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態と宣言した。原材料の動物種(ヒト)からヒトへの既知感染症の
著しい感染頻度の増加に該当する報告である。2022年1月1日から2022年10月16日までにWHOの全6地域の109ヵ
国/領土/地域から検査確定73,437例(中国で6例)および死亡29例(中国で0例)がWHOに報告された。2022年10
月5日に公表された本報告の最新版以降、新規症例4,537例(感染者総数の6.6%増加)および新規死亡4例が報
告された。アウトブレイクは主に男性の若年層に影響を与え続けており、性別に関する利用可能なデータを有する
症例の97.1%(40,940/42,163)が男性で、年齢中央値は35歳(四分位範囲:29-42歳)である。報告されたすべての
感染タイプのうち、性行為中の皮膚および粘膜接触による感染が最も一般的に報告されており、報告されたすべて
の感染事象の17,310件中12,451件(71.9%)であった。少なくとも1つの症状が報告された症例の中で、最も一般的
な症状はあらゆる発疹であり症例の81.4%で報告され、続いて発熱が58.8%、全身性発疹と性器発疹(それぞれ
49.9%と46.3%)で報告された。WHOのガイダンスに従って、いくつかの症例が報告されている針刺し損傷などの経
皮的曝露による医療従事者の感染を回避する必要がある。

サル痘

サル痘

サル痘

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