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新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬(ゾコーバ錠 125mg)の 医療機関及び薬局への配分について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症における経口抗ウイルス薬(ゾコーバ錠 125mg)の 医療機関及び薬局への配分について(11/22付 事務連絡)《厚生労働省》
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別紙1
ゾコーバの医療機関及び薬局への配分について


ゾコーバ(以下「本剤」という。)は、現状、安定的な供給が難しいことから、一
般流通は行わず、当面の間、厚生労働省が所有した上で、対象となる患者が発生又は
発生が見込まれる医療機関及び薬局からの依頼に基づき、無償で譲渡することとした
ものです。この配分の依頼が行える医療機関及び薬局は、当面の間(2週間程度)は
都道府県が選定したパキロビッドの処方実績のある医療機関及び薬局(この他、都道
府県において、医療体制等を考慮し特に希望がある場合は、都道府県が指定した医療
機関及び薬局を含む。その際の選定は別紙2の4参照。以下「対象機関」という。)
とし、この間は対象となる患者が発生した医療機関又は薬局に配分することとしま
す。この趣旨を踏まえ、必要以上の配分依頼、在庫の確保、対象機関以外からの配分
依頼及び投与対象者以外への投与は控えていただくようお願いします。
投与に当たっての確認を確実に行うため、また、速やかに投与を開始できるように
するため、承認直後より2週間程度は原則パキロビッド処方実績のある医療機関・薬
局に限定しています。



本剤の効能・効果は「SARS-CoV-2 による感染症」であり、添付文書において「本剤
の投与対象については最新のガイドラインを参考にすること。」などとされていま
す。本剤の使用にあたっては、併用禁忌及び併用注意の薬剤が多数あることから、
処方時には、服薬中のすべての薬剤を確認してください(製造販売業者ウェブサイ
トの案内も参照してください)。さらに、腎機能又は肝機能障害のある患者でコル
ヒチンを投与中の患者に対しては、使用はできません。また、妊婦又は妊娠してい
る可能性のある女性についても、同様に使用できません(以下本剤の添付文書(抜
粋)参照)。
<参考:本剤の添付文書(抜粋)>
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 次の薬剤を投与中の患者:ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、ベプリジル塩酸塩水和
物、チカグレロル、エプレレノン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピ
ルアンチピリン、エルゴメトリンマレイン酸塩、メチルエルゴメトリンマレイン酸塩、ジ
ヒドロエルゴタミンメシル酸塩、シンバスタチン、トリアゾラム、アナモレリン塩酸塩、
イバブラジン塩酸塩、ベネトクラクス
(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増
期)、イブルチニブ、ブロナンセリン、ルラシドン塩酸塩、アゼルニジピン、アゼルニジ

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