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新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更等に関する対応方針について (2 ページ)

公開元URL https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/taisaku_honbu.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策本部(第101回 1/27)《首相官邸》
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ととし、具体的な内容を検討する。
②医療提供体制
 入院や外来の取扱いについては、原則として、インフルエンザ
など他の疾病と同様となることから、幅広い医療機関で新型コ
ロナウイルス感染症の患者が受診できる医療体制に向けて、必
要となる感染対策や準備を講じつつ国民の安心を確保しなが
ら段階的な移行を目指す。
 外来については、位置づけの変更により、幅広い医療機関が新
型コロナウイルス感染症の患者の診療に対応する体制へと段
階的に移行していく。
 入院については、位置づけの変更により、現在感染症法の規定
を根拠に講じられている入院措置・勧告が適用されないことと
なる。幅広い医療機関が新型コロナウイルス感染症の入院患者
を受入れ、入院調整も行政が関与するものから個々の医療機関
の間で調整する体制へと段階的に移行していく。
 今後、診療・検査医療機関から広く一般的な医療機関による対
応への移行、外来や入院に関する診療報酬上の特例措置や病床
確保料の取扱い、重症者等に対する入院調整のあり方、高齢者
施設等への検査・医療支援など各種対策・措置の段階的見直し
について、ウィズコロナの取組を更に進め、平時の日本を取り
戻していく道筋について具体的な内容の検討・調整を進める。
③サーベイランス
感染症法に基づく発生届は終了し、定点医療機関による感染動
向把握に移行する。
ゲノムサーベイランスを継続する。
④基本的な感染対策
マスクについては、屋内では基本的にマスクの着用を推奨する
としている現在の取扱いを改め、行政が一律にルールとして求
めるのではなく、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の
判断に委ねることを基本として検討する。あわせて各個人の判
断に資するよう、政府はマスクの着用が効果的な場面の周知を
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