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参考資料3-3 ポスト2025年の医療・介護提供体制の姿(素案) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29978.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第21回 12/23)《厚生労働省》
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1 ポスト 2025 年の医療・介護提供体制の姿の3つの柱
○ ポスト 2025 年の医療・介護提供体制の姿は、以下の3つの柱を同時に実現す
ることを通じて、患者・利用者・国民の目線から見て、安心感が確保されるも
のでなければならない。
① 医療・介護を提供する主体の連携により、必要なときに「治し、支える」
医療や個別ニーズに寄り添った柔軟かつ多様な介護が地域で完結して受け
られること
② 地域に健康・医療・介護等に関して気軽に相談できる専門職やその連携が
確保され、さらにそれを自ら選ぶことができること
③ 健康・医療・介護情報に関する安全・安心の情報基盤が整備されることに
より、自らの情報を基に、適切な医療・介護を効果的・効率的に受けること
ができること
2 医療・介護を提供する主体の連携により、必要なときに「治し、支える」医
療や個別ニーズに寄り添った柔軟かつ多様な介護が地域で完結して受けられ
ること
(基本的考え方)
○ 医療・介護が必要な状態になっても、
自分が住み慣れた地域において、
「治し、
支える」医療と個別ニーズに寄り添った多様な介護サービスなどの支援が、そ
れぞれの機関が役割分担しながら、かつ、それらの機関が有機的に連携して、
ニーズに応じて柔軟に提供される。こうした形で地域が医療・介護の連携体制
によってカバーされ、いざというときにも、自らの生活の中で自分や家族を支
えてくれる基盤が整っているということが、目に見える形で分かりやすく明ら
かになっている。

「治し、支える」医療と医療・介護連携)
○ できる限り住み慣れた地域で、これまでの日常生活に近い環境で暮らし続け
たいという国民の想いに応えるためには、入院医療で「治す」ことに特化した
機能だけでなく、在宅医療や外来医療を含め「治し、支える」医療が、介護サ
ービスや住まい、生活面での支援とともに地域で完結して提供される、地域包
括ケアシステムが構築されている必要がある。
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