よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-1 第8次医療計画等に関する検討会の意見のとりまとめ(案) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00032.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第93回 11/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

考え方として、
・ 循環器病に係る指標の更新
・ 関係する諸計画との連携
・ 感染拡大時でも機能を維持できる医療体制の整備
を提示しており、上記に係る見直しを行う。

特に、指標については、厚生労働科学研究「循環器病の医療体制
構築に資する自治体が利活用可能な指標等を作成するための研究」
において、7つの指標案が提言されており、その内容を参考として
見直しを行う。
② 具体的な内容
(病院前救護における患者スクリーニング)

救急隊による、治療適応の判断を含めた適切な患者の評価と、評
価に基づく搬送先選定が可能な救護体制を構築する。
(標準治療の普及・均てん化)

脳梗塞に対する血管内治療について、rt-PA 静注療法とともに、
標準的治療として全国で提供されるような体制を構築する。

医療の地域格差を解消し、標準治療の均てん化を図るため、一般
社団法人日本脳卒中学会が提言している「脳卒中診療における遠隔
医療(Telestroke)
」を実施できるような遠隔医療のシステムを拡
充していく。
(回復期や維持期における医療体制の強化、就労支援の充実)

急性期の医療機関と、回復期の医療機関との機能分化を推進する
とともに、ある程度の重症者であっても回復期の医療機関において
受入が可能な体制を整備する。

回復期や生活期・維持期の医療では、リハビリテーションの取組
に加え、生活の質を向上させる観点から、就労両立支援に係る人材
の充実等により、脳卒中患者の疾病罹患後の就労両立支援を推進す
る。
③ 指標の見直し(例)

脳卒中疑い患者に対して主幹動脈閉塞を予測する6項目の観察指
標を利用している消防本部数

脳梗塞に対する血栓回収療法の実施件数

リハビリテーション科医師数


両立支援コーディネーターの受講者数
8