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資料3-1 第8次医療計画等に関する検討会の意見のとりまとめ(案) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00032.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第93回 11/28)《厚生労働省》
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の連携を図ることが重要である。
また、医療計画の一部である、外来医療計画や医師確保計画において
は、二次医療圏を1つの単位とすることから、6(1)に記載のとお
り、医療圏の設定について優先的に議論を行う必要がある。
(2)地域医療構想及び地域医療構想調整会議での議論の進め方
地域医療構想は、医療計画の一部として位置付けられており、その取
組を進めることを目的に協議の場(地域医療構想調整会議)が構想区域
ごとに設置されている。
新型コロナウイルス感染症対応が続く中ではあるが、地域医療構想の
背景である中長期的な状況や見通しは変わっていない。感染拡大時の短
期的な医療需要には各都道府県の医療計画に基づき機動的に対応するこ
とを前提に、地域医療構想についてはその基本的な枠組み(病床の必要
量の推計・考え方など)を維持しつつ、着実に取組を進めていく。
(3)住民への周知・情報提供
医療計画の内容のうち、必要な情報を分かりやすい形で住民に対して
情報提供を行うことが重要である。周知の際には用語の解説を加える等
の工夫に努めるほか、限られた医療資源を有効に使う観点から地域の医
療提供体制の課題や見通しなどを示し、住民の理解・協力を得られるよ
う努めることとする。


5疾病・6事業及び在宅医療のそれぞれの医療提供体制等に関する事項

1 5疾病について
(1)がんに関する医療提供体制について
① 見直しの方向性

がんに関する医療提供体制の構築に当たっては、「がん対策推進
基本計画」及び「がん診療連携拠点病院等の整備について」(令和
4年8月1日付け厚生労働省健康局長通知)の内容を踏まえて取り
組むことを基本とする。

第4期がん対策推進基本計画においても、引き続き、治療を主と
する医療に加え、予防や社会復帰、治療と職業生活の両立に向けた
支援等に取り組む。

がん医療圏の設定については、各都道府県の実態を踏まえ、二次
医療圏との整合が取れる範囲で、柔軟に設定できることとする。
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