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資料1-1 かかりつけ医機能について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00032.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第93回 11/28)《厚生労働省》
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かかりつけ医機能が発揮される制度整備(骨格案)
・国民・患者はそのニーズに応じてかかりつけ医機能を有する医療機関を選択して利用。
・医療機関は地域のニーズや他の医療機関との役割分担・連携を踏まえつつ、自らが担うかかりつけ医機能の内容を強化。

国民・患者のニーズ

制度整備の内容
かかりつけ医機能報告制度の創設による
機能の充実・強化

(高齢者の場合)
多様な医療ニーズ

持病(慢性疾患)の継続
的な医学管理
日常的によくある疾患
への幅広い対応
入退院時の支援
休日・夜間の対応
在宅医療
介護サービス等との
連携

・医療機関は左記ニーズに対応する機能を
都道府県に報告する。
・この報告に基づき、都道府県は、地域に
おける機能の充足状況や、これらの機能
をあわせもつ医療機関を確認・公表した
上で、地域の協議の場で不足する機能を
強化する具体的方策を検討・公表。
※医師により継続的な管理が必要と判断される患
者と医療機関が書面交付と説明を通じてかかりつ
けの関係を確認できるようにする。

全ての国民への情報提供

医療機能情報提供制度の拡充
かかりつけ医・医療
機関を選ぶための情
報が不足している。
かかりつけ医・医療
機関を探す方法が分
からない。

・「かかりつけ医機能」の定義を法定化。
「身近な地域における日常的な医療の提
供や健康管理に関する相談等を行う機能」
・都道府県は国民・患者による医療機関の
適切な選択に資するよう「かかりつけ医機
能」に関する情報を分かりやすく提供

期待される効果
身近な地域で提供される日
常的な医療が充実
⇒住んでいる地域で、あるいは加齢に
伴い、必要な医療が受けられなくな
るのではないか、という不安を解消

医師・医療機関との継続的な
関係を確認できる
⇒今かかっている医療機関で、
将来も継続的に診てもらえ
るのか、という不安を解消

大病院に行かなくても身近な
ところで必要な医療が 受けら
れる
⇒大病院に行かないと必要な医療が
受けられないのではないか、という不
安を解消
⇒大病院で働く医師の負担軽減にも
資する

誰もが確実に必要な医療につ
ながる環境が整う
⇒医療にかかるための情報が見つから
ない、情報の見方が分からない、と
いう悩みや不安を解消
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